人生意気に感ず「石油タンク、火災旋風、富士爆発の悪夢」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「石油タンク、火災旋風、富士爆発の悪夢」

◇今年初のふるさと未来塾は「巨大災害」がテーマ。新年のチャレンジ精神を奮起させたい。その思いで幾つかのポイントを予告的に記すことにする。首都直下型を話題にする時関東大震災との比較がよく言われるがその比ではない。例えば石油タンクの炎上である。浮き屋根が破損する可能性が高いタンクは東京湾沿岸に計159基。液体が漏れ海上火災発生が生じると手のほどこしようがない。そこに津波、ゼロメートル地帯の人々。それは悪夢である。

 次に懸念されるのは「火災旋風」。それは火の海で発生する竜巻である。関東大震災の時も火災旋風により多くの死者が出た。来る直下型でビル風と共に実際に火災旋風が起きれば地震火災の被害は桁違いに拡大する可能性がある。正に地獄絵図である。

 巨大地震と連動する最悪のケースに富士山の爆発がある。過去直近の噴火は1070年の宝永噴火で、宝永地震の2ヶ月後だった。現在マグマはあふれる直前状態となっており、地震の衝撃で大噴火となるのは必至と言われる。専門家は「必ず来る」と警鐘を鳴らす。恐れるのは火山灰。正体は非常に細かいガラスの破片なので健康被害を起こしITの機能障害を生み、交通機関を麻痺させる。空も高速道も動かない。それは文明のもろさが晒された姿に違いない。首都圏が砂上の楼閣であることを思い知らされることになる。「ふるさと未来塾」は1月15日(土)午後6時半である。

◇県内新規感染者が急増し、6日56人の陽性が確認された。それがオミクロン株か否かが懸念される。全国の状況につき専門家は「第6波の入り口」と表現し「更に急拡大の恐れ」と危機感を示す。これは週末の3連休・成人式・更なる寒波を踏まえての分析だろう。色々な団体に関わる予定を考える時オミクロンの動向が大変気掛かりだ。その感染力は驚異的で感染者が倍になる日数は2~3日である。急拡大の結果はどうなるのか。これらを皆入院させれば医療逼迫が起きる。幸いなことにオミクロンの患者はほとんどが軽症といわれる。ならば全員入院でなく自宅や宿泊施設がいい。政府もこの方針に変えている。ただ、増えて長引けば重症者も増えるのではかいか。

◇オミクロン株のパワーに注目している矢先に驚く情報が。ワクチン接種済みの軽症者に限ってだが遅くとも10日以降はウイルスが検出されないというのだ。権威ある国立機関の表明である。オミクロン株の正体はそれ程恐れなくてもよいのかも知れない。(読者に感謝)