人生意気に感ず「人生81歳の落日。同級生の衝撃の姿。450グラムのステーキの味。美しきエビータ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「人生81歳の落日。同級生の衝撃の姿。450グラムのステーキの味。美しきエビータ」

◇15日(月)、尾身真志君を案内して少時間元総社町の同級生たちを訪ねた。元中の同級生は特に懐かしい。元総社町では旧宮城村から移り極貧の環境で精神的にも屈折した時代を過ごした。旧農協前の牛池川のほとりのあばら家は同級生に見られるのが恥ずかしかった。屋根の隙間から空が見え、畳の上に大きな蛇がいたことがあった。同級生たちはこれらのことを知っている。長い間の選挙を通して利根西から多くの票が出たのはこのような原点故でありそれをふまえて支えてくれた同級生のお陰であった。

 同級生の姿に愕然とした。81歳は人生の落日であることを感じた。夕日は釣瓶落としの如しという。僅かの間によく歩けなくなった女性やデイサービスに通っている者がいたのだ。何々ちゃんと呼び合っていた仲だ。「もう足が駄目だよ」、「口が達者だろう」。こんな会話を交わした。同級生たちはつい先日(11月3日)の私の10キロマラソン完走を知って驚いていた。肉離れで大変であったが、完走の翌朝からいつものコースを走っている。この心身の力も少年時代の環境の中で培われたことを振り返った。102歳まで走り続けることを自分に言い聞かせ世間にも宣言している私である。同級生の老いた姿から多くのことを学んだ。

 コロナの嵐が去ろうとしているが、第6波は必至と思われる。しかし大局からみれば私たちはコロナのトンネルを抜け出して新しい世界を迎えるだろう。歴史的な意味のある令和3年が去ろうとしている。

◇昨日、久しぶりで流行のレストランで450グラムのステーキを食べた。群馬マラソンに備える意味もあって食事をコントロールしていた。昨朝の水行事の時の体重は63.8キロであった。身体を動かすのが格段に楽である。人生の転機を意識して心身の改革を決意したのである。

◇今月の「ふるさと未来塾」は20日(土)で、テーマは「エバ・ペロン」。事実は小説より奇なりと言うがこの言葉がそのまま当てはまる。美しい野心を貫いたエバは聖女とも悪魔とも呼ばれた33年間の波乱の人生を閉じた。私はアルゼンチンを訪ねた時「エバがあのバルコニーから演説しました」と説明された。エバの死は1952(昭和27)年。戦後の食料難の時、日本に食料援助をしたエバであった。私の目と心でエバのドラマチックな人生を切り取って示したいと思う。(読者に感謝)