人生意気に感ず「家族との別れ。記者会見で見せた二人の覚悟。アメリカは二人にふさわしい」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「家族との別れ。記者会見で見せた二人の覚悟。アメリカは二人にふさわしい」

◇眞子さんが家族との別れる場面をみた。両親に深々と頭を下げる眞子さん、見守る父母、抱き合う姉と妹。人々の胸の内は普通の人間と変わらない。昨夜は格別の団欒と眠れない夜を過ごしたのではないかと私は勝手に想像した。自分の人生を振り返った。娘を持つ父親として深く生きた長い歳月と重なるものがあった。

 若い二人の記者会見には胸を打つものがあった。世間の誹謗中傷は想像を超えるものだったに違いない。巷ではいじめや差別への非難が盛んであるが、それが集約して押し寄せているように感じられた。眞子さんは真実と異なる情報があたかも真実であるかのように報じられたことに傷つけられたと語った。悠揚迫らぬ彼女の態度には世間知らずのお嬢さんとは思えぬ毅然たるものがあった。

◇二人の会見の言葉はよく練られた簡潔なものであった。

 小室眞子さん。「私にとって圭さんはかけがえのない存在です。そして私たちにとって結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした。私たちは二人で新しい生活を始めることになります。これまでもそうであったように二人で力を合わせて共に歩いていきたいと思います」

 小室圭さん。「私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を愛する人と共に過ごしたいと思っております。色々なことがありましたが眞子さんと一緒に人生を歩みたいという思いを持ち続けられたのは眞子さん及びこれまで私たちを支えて下さった方々のおかけ。心から感謝申し上げます。今後二人はアメリカに渡り新たな生活を始めることになります」

◇二人が人生の新天地としてアメリカを選んだことは賢明であったと思う。私は直ぐにアメリカの歴史に思いを馳せた。アメリカは移民がつくった国である。かつてヨーロッパにあった重苦しい雰囲気・差別や偏見から逃れようとした人々は規制のない自由の天地を求めて海を渡った。その伝統は今でも生きている。私は西部劇の世界が好きだ。そこでは多くの場合、辺境にあって困難に立ち向う若者の姿が描かれている。眞子さんの決意「二人で力を合わせて歩みたい」、圭さんの覚悟「一度きりの人生を共に過ごしたい」。この二人の思いに私は西部劇の開拓者の姿を重ねる。ハイエナが群がるような不条理から逃れて人生の新天地を開拓する二人に心から声援を送りたい。(読者に感謝)