人生意気に感ず「地震専門家は最近の危機を強く警告する。ノーベル賞は 気候危機を象徴する。朝子氏の | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「地震専門家は最近の危機を強く警告する。ノーベル賞は 気候危機を象徴する。朝子氏の

◇元大学教授のH氏は地震の専門家で、私はこの人から多くのことを学んできた。この人はかつて前橋地域の地震をピタリと言い当てたことがある。H氏は7日の強い地震を踏まえてメールを送ってこられた。示唆に富む警鐘なのでここに紹介させて頂く。「オリンピック中に地震が発生しなければよいがと懸念していましたが幸い無事にオリンピックを終えほっとしていたところです。北海道―東北地方―房総沖―南海トラフでの地震と津波。更に富士山の噴火、鹿児島桜島の噴火と大地震、津波、火山噴火が連続します。残念ながら、これらに対する備えは出来ていません。関東大震災の時には東京から群馬に10万人以上が避難しました。今後の大災害では群馬への避難者は比較にならないほど多くなると思われます。こうした事態に対しての備えは国家総動員で行われなければなりませんが国もそこまでは手が回りません。現在は選挙中ですのでそれどころではないというところです。大災害はえてしてこうした時に起きるものです」

 H氏は近く本格的な分析を私に送る予定である。列島がぐしゃぐしゃになるような動きが感じられる時だけにH氏の指摘が不気味に感じられる。7日深夜の強震は次なるスーパー災害の予兆と思えてならない。もしそれが選挙中に来たら国の危機管理はどうなるのか。参議院は存在するがその機能を発揮できるか疑わしい。

◇昔から災いは連れだってやってくると言われその実例は多い。現在がその時期に思える。真鍋さんの「気候危機」への科学的警鐘がノーベル物理学賞を得たことは象徴的である。温暖化により海水は膨張し激しく上昇する。ノアの大洪水のようなことが近づいているのか。コロナの激減は嵐の前の静けさを意味するのかも知れない。

◇岸田首相は所信表明で第一の政策としてコロナ対応をあげ危機管理に全力を尽くすと述べた。直面する危機はコロナだけではない。

 文明社会の脆弱性があらわになっている時、政治の役割と使命は最大限に大きくなっている。朝子氏は事務所開きで女性政治家としての決意を述べた。子育て・離婚等を通しての経験を活かして女性議員の使命を果たすという意気込みが伝わってきた。私は国際化時代をリードするにふさわしい女性政治家として朝子氏を強く推薦したいと思う。(読者に感謝)