人生意気に感ず「白鵬の引退と国技の品格。小室さん眞子さまの幸せ。平凡な日常生活の尊さ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「白鵬の引退と国技の品格。小室さん眞子さまの幸せ。平凡な日常生活の尊さ」

◇白鵬の引退に大きな山が動き一つの時代が終った感を抱く。白鵬、朝青龍等の表情と顔の骨格から私はチンギスハーンを連想する。彼らの胸の奥には祖国の英雄が深く根を下ろし生きていたに違いない。それは両国文化の根底にある違いに繋がる。白鵬は横綱であるが故に品格の点でしばしば批判を受けた。奇襲、肘打ちなどの取り口の態度、また派手なパフォーマンスも批判を浴びた。振り返れば角界も賭博など乱れが多くあった。横綱にはそれを抑えて国技の品格を守ることが期待された。白鵬は日本文化の奥深い根底を理解出来なかったのだと思う。

 世の中の変化は目まぐるしい。しかし変えてはならぬものを変えれば社会が崩れる。相撲には神代に遡る歴史がある。この国技を守ることには相撲だけでなく社会の土台に繋がるものがある。白鵬がここまで理解できなかったことは無理のないことかも知れない。

◇小室圭さんが帰国した。私が抱くのはよく耐えたなという思いである。私にも若い頃の恋愛の思い出があるが、大変なプレッシャーとストレスの中での行動はとても真似ることは出来ない。私は遠くから見ているだけだからどろどろした周辺の想像されることは分からない。特に眞子さまは大変だったのだろう。激変の社会にあって皇室も激浪に揺すられる時代である。私は若い二人が勇気をもって人生を開拓してゆくことを期待する。アメリカは開拓精神によって発展した国であり二人が新しい人生を築くにふさわしい。眞子さまがアメリカ市民に溶け込んで買物など日常生活をする姿を想像すると微笑ましい。皇室も宮内庁も軽薄な世論に振り回されず毅然とした方針を貫くべきである。

◇菅首相は28日の記者会見でコロナの改善状況につき「明かりは日々輝きを増している」と語った。新しい首相の登場を目前にして事実上最後の会見である。首相の表情には安堵の力が感じられた。それは次のように強調する点にも現われていた。「このまま進めば我が国は世界で最も接種が進んだ国の一つになる」。しかし手放しで喜ぶことは禁物だろう。コロナウイルスはこれからの冬の季節に活発化する。また現在の状況は人々が厳しく自粛してきた成果である。気を緩めれば敵に乗じる隙を与えることになる。私たちはコロナを通して平凡な日常生活がいかに大切であるかを知った。これは私たちの手の中にある。自分の手が平穏な社会の支え手であることを自覚すべきである。(読者に感謝)