人生意気に感ず「開会式翌日のふるさと未来塾で何を。コロナを克服した証とは」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「開会式翌日のふるさと未来塾で何を。コロナを克服した証とは」

◇今月の「ふるさと未来塾」は7月24日(土)である。長く続くこの塾の歩みの中で特に歴史に残る塾になるだろう。余程のことがない限り前日7月23日が東京オリンピックの開会式だからである。オリンピックの歴史を振り返って今回ほど緊張し異例な祭典は少ない。言うまでもなくコロナ戦争の下の大会でありその開会式である。そこで改めて全世界及び日本の被害状況を見てみる。

 10日の世界の惨状の累計は感染者が1億8,607万人、死者は401万9255人である。オリンピックを目前にした意識で主な国々の感染者(かっこ内は死者)の累計を順位別に見ると次のようになっている。

米国3,383万8千人(60万7千人)

インド3,079万人(40万7千人)

ブラジル1,902万人(53万1千人)

フランス586万5千人(11万1千人)

ロシア560万4千人(13万9千人)

 以下感染者の順は、トルコ・英国・アルゼンチン・コロンビア・イタリア・インドネシア・フィリピンと続く。これ以外の国も含めこれから続々と選手団が入国してくる。そしてこれらの人々と共に招かざる客コロナウイルスもやってくることを覚悟しなくてはならない。

 日本はここにきて一段と厳しい状況になってきた。それは「無観客」及び「4度目の緊急事態宣言」が雄弁に物語っている。そして祭典が始まればお祭りムードは一気に高まり気の緩みと共に感染爆発が広がる可能性がある。

◇今回のふるさと未来塾はこのような状態をふまえてしっかりやるつもりである。その場合今回の東京オリンピックはアジアで最初の五輪だった1964(昭和39)年の続きであることを意識して話しをしようと思う。政府は「安全安心な五輪」、「コロナに打ち勝った証の五輪」と訴えているがそれには前回の経験を踏まえ反省すべき点を活かさねばならない。政府はもちろんそう考えているだろうが私たち国民もその視点がなければ今回の五輪をより理解することが出来ない。

 私はこの塾でこの五輪・パラリンピックが真にコロナを克服した証になるには何が大切かを話したい。それはメダルの数や国のメンツではなく真に助け合う姿だ。コロナ後は皆が手を携えて平和に共存できる世界になるだろう。五輪をその一歩にすることがコロナを克服した証になる。私はこれを活かすことで歴史的なふるさと未来塾にしたい。(読者に感謝)