人生意気に感ず「夢のアルツハイマー新薬誕生か。中国包囲のG7サミット」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「夢のアルツハイマー新薬誕生か。中国包囲のG7サミット」

◇アルツハイマー病の新薬が遂に出来た。これは人類史上特筆すべき快挙である。アメリカで認められたもので日本の製薬会社エーザイと米製薬大手バイオジエンが開発した。まだ完全なものとして承認されたのではなさそうだが大きな一歩に違いない。人間はどこまで生きられるのか。いくつまで健康で生きられるのか。これは人類最大の課題である。現在百寿ということが珍しくなくなった。しかし高齢化が加速する中で認知症・アルツハイマー病の増加が大問題になっている。

 世界の認知症患者は約5千万人、日本国内の患者は約600万人と言われ、その多くはアルツハイマー型なのだ。2025年(令和7年)には日本の認知症患者は700万人規模になると言われる。認知症は現在でも大きな課題であるが、コロナ後は一層クローズアップされるであろう。そして、コロナに対するワクチンと同様にアルツハイマー病に対する薬が注目されることだろう。

◇今回のG7サミットは画期的なものになりそうである。それは中国に焦点をあてたものになるからだ。覇権の拡大を目指す中国の動きに世界の自由主義諸国が危機感を募らせている。共同声明では香港・新疆ウイグル自治区での人権問題や国外への勢力圏外大の動きなどを指摘して中国を名指しでけん制する方針らしい。中国にとって四面楚歌だろう。

 日本にとって更に重要なのは東京五輪・パラリンピックに関することだ。開催支持を名声に盛り込むことを検討していると言われる。具体的にどのような表現になるか私は大いに興味を持っているが盛り込まれることになるだろう。菅総理にとっては大きな援軍に違いない。このサミットに最も力を入れている国は日本とアメリカだと思う。

◇アメリカ議会(上院)は8日、対中国包括法案を超党派の多数で可決した。中国との覇権争いのために約27兆円を投資するというのだから凄い。民主党・共和党が力を合わせて法案を成立させたことは中国との競争に米国の将来がかかっていると米政界が考えている証拠である。「アメリカナンバーワン」はバイデン政権にとっても死守すべき最大の課題なのだ。

◇9日の県内新規感染者は17人である。まん延防止は13日に解除されるが、急な解除で感染がリバウンドする恐れがある。それを抑えるためもあって全県の警戒度を4にするという。(読者に感謝)