人生意気に感ず「感染拡大どこ迄続く。慣れと恐怖の狭間で。自衛隊員や警察官は優先すべきでは」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「感染拡大どこ迄続く。慣れと恐怖の狭間で。自衛隊員や警察官は優先すべきでは」

◇県内感染者が遂に113人に達した。大型連休によって感染の急拡大が続いているようだ。私の回りの人々の反応はまちまちである。「もう止まらない」と諦めの感情を抱く人、「どうなるか不安でしょうがない。身の回りに高齢者がいるのに」などなどだ。この感染拡大状況は大型連休の終盤から1週間程度は続くと見るのが大方の専門家の立場である。つまり今月半ば頃までは歯止めがかからない恐れがあるのだ。県内感染者の累計は6,616人、うち死者は106人となった。ウイルスは変異を重ねている。従来のより感染力が強い変異株が主流になりつつある。県内におけるこの変異株感染の確認は計189人というが水面下では大きく広がっている可能性があると思う。

◇県内各地に於けるクラスターの発生が報じられている。いくら自粛要請しても企業、役所、施設等の集団生活は社会を機能させる上で、やむを得ない。集団の中に感染力の強い変異株が接近する。こうした状況の中でクラスターの発生を防ぐのは難しいことだ。

 警察官の世界でクラスターが発生した。館林署である。県警は陽性者を含め同署員ら計83人を自宅待機とした。警察官は社会の秩序を維持する要である。治安維持に大きな穴が生じてはならない。警察官の自宅待機は一般市民の心理に不安の影を落とすに違いない。

 ワクチン接種の優先順位の一位は医療従事者でこれには異論はない。しかし、社会を防衛するという点から言えば自衛隊や警察官も優先順位の上位に位置づけるべきではないかと私自身は考える

 

◇1日あたりの新規感染者が最多となった自治体は15道県に及ぶ。危機感を自覚するためにこれらの道県を表示すると以下の通りである。

 愛知県575人(648人)

 福岡県519人(369人)

 北海道403人(890人)

 岡山県189人(57人)

 広島県182人(111人)

 群馬県113人(106人)

 熊本県111人(83人)

 そして、大分県93人(28人)、石川県80人(84人)、香川県78人(23人)、佐賀県76人(14人)、滋賀県74人(67人)、長崎県65人(44人)、新潟県50人(25人)と続く。

 これは1日の感染者で(  )内は死者の累計である。なお、国内の1日あたりの数は、感染者7,247人・死者86人であった。そして重症者は113人である。(読者に感謝)