人生意気に感ず「変異株は全国に。田中正造は佳境に。ふるさと塾では世紀の日米対面を」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「変異株は全国に。田中正造は佳境に。ふるさと塾では世紀の日米対面を」

◇変異株の猛威が深刻である。大阪府のことが強調されているが全国的になりつつあると見なくてはならない。群馬県内でも深刻な兆しが現われている。20日、7人の変異株感染が確認され、この変異株感染者は計48人になった。大阪府の先行事態に私たちは学ばねばならぬ。

 大阪府では感染者の約8割が変異株で、しかも感染力が高い英国株に置き換わっている。そして心配なのは10代以下の子どもの感染が高まっていると言われる点だ。

 専門家は大阪府以外でも英国株の広がりと子どもの割合増加の可能性を指摘する。子どもの事態は家族内と学校での感染拡大を意味する。学校はクラスター発生の温床である。教育の場でのクラスター発生は深刻かつ重大である。前橋市内のどこかの学校で一人の感染者が発生したため休校にしたという噂を聞いた。学校閉鎖は慎重に、そして最終の手段にすべきである。

◇昨日かかり付け医でほぼ定期の健康診断を行った。前回の血液検査及びエコー診断の結果は大体問題なかったが、体重を2キロほど減らすように言われた。今日から炭水化物に注意する決意だ。私は大のうどん好きでつい食べ過ぎてしまう。その前日、家族の一員柴犬の三太も動物病院に連れて行った。フィラリアの季節なのだ。以前飼っていた秋田犬のナナはフィラリアでかわいそうな思いをさせた。顕微鏡で見たうじゃうじゃの虫の姿は忘れられない。

◇毎日新聞(群馬版)連載の「よみがえる田中正造」は今「荒畑寒村」に入っている。20歳の時「谷中村滅亡史」を一気に書いた寒村は94歳で激しい人生の幕を閉じた。91歳の時病身を押してモンブランに登ったロマンチストの社会主義者はうたを詠んだ。「名にしおうユングフラウの立ち姿我が初恋の人に似たりし」。田中と特別な関わりがあった人物を描く試みは後一回の寒村が終ると「幸徳秋水」に入る。

◇24日土曜日は「ふるさと未来塾」の日。テーマは「激動の世界と日本の役割」。バイデン大統領と菅首相の対面対談を材料にする。菅さんは派手さとはったりのない人物である。心配したが世紀の舞台で大根役者ならぬ役割を果たし得たようだ。

 コロナ戦争というべき異常時にあって世界史の壮大な歯車が大きな役割を果たす時。日本国憲法を踏まえた日本が絶好のカードをいかに切るかは今後の課題。そのことを語るつもりだ。(読者に感謝)