人生意気に感ず「地球は生きている。トカラ列島の異常地震。過去の巨大地震。ワクチン接種の混乱」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「地球は生きている。トカラ列島の異常地震。過去の巨大地震。ワクチン接種の混乱」

◇地球がきな臭くなってきた。至る所で地震が起り火山の噴火が激しくなっている。地球が生きていることを肌で感じる。日本列島では東日本大震災から始まり私たちの足下の首都直下、そして南海トラフと不気味な動きはいよいよの感がある。富士山や浅間も黙っていないだろう。

 このような折り、トカラ列島が激しく動き出した。鹿児島県南部の屋久島と奄美大島との間に二列になって点在する火山列島である。ここで地震が異常に頻発し気象庁は注意を呼びかけているのだ。このあたりで震度1以上が200回を越え、震度3だけでも15回発生している。世界ではインドネシアのジャワ島あたりでマグニチュード6.0クラスが発生している。これらの内外の動きは無縁のものか。地球規模の関連を意味するのか。

 古来、巨大地震は不思議と人間界の重大事と重なるように起きた。そこで人々は天の戒めと受け止め為政者は恐れて税の減免などを行った例もあった。

 巨大地震がそこまで近づいている今、過去の巨大地震を振り返らねばならない。歴史上非常に有名なのは1854年ペリーの黒船が去った後の安政東海地震と安政南海地震である。この二つはわずか32時間の間隔で起きた。その後90年の間をおいて1944(昭和19)年に東南海地震、その2年後の1946年には南海地震が発生した。これらの事実は次の巨大地震が確実で非常に近いことを物語っているのだ。

 最近の地震頻発状況は次のトラフ型の予兆に違いないと素人の私は恐れる。これらは30年以内に80%の確率で起ると予想され、その可能性が最も高いには2030年代であろうとの予測がある。しかし、この予測は東日本大震災の前のもの。東日本が早めたと言われる。大自然のことは分からない。私たちは謙虚に恐れねばならない。だから、それは明日かも知れないのだ。コロナに痛め付けられる中、泣きっ面に蜂でオリンピックなど吹き飛んでしまう。そうならないことを神に祈るばかりである。

◇12日から高齢者のワクチン接種が始まった。全国的な状況が伝わってくる。東京都などでは予約が殺到していると言われる。「パソコンで予約しようとしたらもういっぱい。電話をかけても繋がらない」という悲鳴が上がっている。混乱の原因はワクチンが足りないことにある。この混乱をどう征するかが地方の最大の課題なのだ。(読者に感謝)