人生意気に感ず「コロナ戦の終局面。ガーナやケニアにコバックスからワクチンが。菅政権の支持率」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「コロナ戦の終局面。ガーナやケニアにコバックスからワクチンが。菅政権の支持率」

◇世界コロナ戦争が正念場を迎えている。第二次世界大戦で連合軍がナチスドイツを追い詰める決定的な作戦の一つはノルマンディ上陸作戦だった。映画「史上最大の作戦」のあの音楽が聞こえてくる。対コロナ戦はあのノルマンディ作戦のようだ。決めてはワクチンである。この秘密兵器はコロナに対し絶大な威力を発揮しつつあるが敵もさるもの、予断を許さない。変身を重ねながら最後の足掻きに必死である。

◇2月24日、西アフリカのガーナに初めてワクチンが供給された。これはコロナ戦に於いて象徴的な出来事である。コロナは全世界を覆っている。そして現在、世界は激しく一体化しているから地の果てのこも隣りの出来事である。ガーナへの供給はコバックスによるものだ。豊かな先進国だけにワクチン接種がなされてもコロナに勝てない。貧しい国にもワクチンを広げねばならない。しかし金がないとかでワクチンを入手できない国は多い。そこで国連のWHOが主導して創られた組織がコバックスである。先進国や民間団体がコバックスに金を出す。そしてコバックスからワクチンを供給する仕組み。アメリカはバイデン政権になってから参加し、年内に25億ドルを拠出の予定。日本も2億ドルを出す予定だ。同じくアフリカのケニアでもコバックスからのワクチンが接種されている。ケニアといえばオリンピックの陸上王国。この事実からもワクチンの動きがオリンピック・パラリンピックに繋がっていることが想像される。

◇菅政権の支持率がやや上昇に転じつつあるようだ。これもワクチンのお陰に違いない。菅さんは4月に訪米しバイデン氏と首脳として最初に対面で会談する。アメリカは日本を非常に重視している。会談では中国問題だけでなくコロナやオリンピックについても話し合われるだろう。菅とバイデンのチームは、安倍・トランプのチームより格段に世界のために重要である。菅さんが絶好の機会を活かせるかが重要。

◇朝鮮半島はかつて火薬庫に例えられた。無謀な北朝鮮が核開発に向っている状況は正に火薬庫である。火薬庫に隣接する韓国の存在は極めて重要である。民主主義という価値を日本やアメリカと共有する国だからである。ところで韓国の文大統領の支持率が最低の34.1%となった。この背景は大統領府職員も含む土地投機疑惑がある。韓国の政権は常に爆弾を抱えるようで不安定である。朝鮮半島の歴史を学ぶ時。(読者に感謝)