人生意気に感ず「ミライズで臂新市長が。フランシスコの評議会に。私の洗礼名 パウロについて」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ミライズで臂新市長が。フランシスコの評議会に。私の洗礼名 パウロについて」

◇ミライズは月1で開かれる私が代表する勉強会である。時の重要問題について意見を交わし時々行政に提言もする。3月20日の会はコロナ開けということもあって多くの会員が集まった。皆が「おっ」と声をあげたのは意外な人物の姿を見たからだ。臂伊勢崎新市長である。真面目な会員であるが市長選を挟んで休んでいた。県会議員から首長になって思いを新たにしているに違いない。「伊勢崎市はコロナが多いので」と真剣な表情だった。この日は予定通り私が毎日新聞連載の「よみがえる田中正造」を約1時間話した。その後二つのことを決めた。3月30日にかねて用意していた県会議長への提言及び4月17日の足尾銅山跡・松木村の視察である。提言は議会改革である。いくつかの項目の中には議長の任期が一年で交替する陋習の改革がある。地方自治法上は4年なのに1年で「一身上の都合」で辞任し次の人に譲る。議長職を限りなく軽いものにしている。私自身勇気がなく改革できなかったことを悔いている。

◇昨日(3月21日)、フランシスコの役員会に出た。私は前橋カトリック教会の関連組織である「フランシスコの町」の評議員である。これは児童養護施設であるが西大室拠点「あかつきの村」の評議員もかねている。評議員には元参院副議長の角田義一さんもおられいつも厳しい指摘をしておられる。私はこの人の父、故儀平治さんとも深いかかわりがあった。

◇話がそれるがパウロのことに触れる。日本アカデミーでの私の悩みは生徒の態度に激怒し後で自己嫌悪に陥ることだった。娘が「パパはパウロだから抑えてね」とよく出かけに声をかけたのは私の洗礼名がパウロだからである。パウロはキリスト教にとって伝説の人であり謎の存在でもある。ユダヤ人パウロは、はじめキリスト教を迫害する立場であったがある時天からの電撃に打たれその上イエスの声を聞き一転してキリスト教の伝道者になったと伝えられている。キリスト教がパウロ教ともいわれるようにキリスト教が世界的な宗教となったのはパウロの力である。キリスト教は人類の発展に於いて偉大な貢献もしたが大きな過ちも犯した。その一つはコロンブス後の新大陸におけるコルテス・ピサロに代表される残虐非道ぶりである。十字軍もそうだった。今日でもイスラエル教徒の中にはキリスト教の存在を十字軍と呼ぶ人もいる。宗教は永遠の課題である。(読者に感謝)