人生意気に感ず「世界の感染者が激減。バイデン氏は7月4日の独立記念日をコロナからの独立と訴えた」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「世界の感染者が激減。バイデン氏は7月4日の独立記念日をコロナからの独立と訴えた」

◇トランプ前大統領を囲む状況が増々悪化しているようだ。先日、フロリダからニューヨークに来たトランプを迎える人が極く少ないことが報じられていた。トランプに決定的な衝撃を与えたのはコロナであった。コロナの襲来がなかったなら、今頃再選されてトランプの黒い嵐が吹き荒れていたに違いない。それは、しかし真のアメリカの姿ではないし世界の平和と安定の為には大きなマイナスであった。私の心中にはコロナ様々という思いもある。

◇世界の感染者数及び死者数が1月をピークに劇的に減っている。劇的なのは北米と欧州の数字が語る。私が特に注目するのはアメリカである。第二次世界大戦のアメリカ兵の死者40万人を超えるとセンセーショナルに報じられたのはつい最近、大統領選の勝利の時だった。その後アメリカの感染者数は文字通り激減している。それは正にトランプ氏からバイデン氏に大統領がかわったことによるコロナ対策の変化によることに違いない。新大統領は州をまたぐ飛行機などでマスクを義務づけた。それに何といってもワクチン接種の急増だろう。前大統領の時の大集会では群衆のほとんどがノーマスクで気勢をあげていた光景がまぶたに焼き付いている。しかし過去の例は決して油断は許されないことを教えているのだ。バイデン氏は変異株が広まるにつれ再び状況が悪化する恐れがあるとして、手洗い・ソーシャルディスタンス・マスクの着用を訴えている。

◇バイデン大統領は来る7月4日をコロナ対策で特別重要な日に位置づける。この日は独立記念日で「コロナからの独立」を果たすと訴えたのだ。イギリスからの独立をフィラディルフィアで宣言したのは1776年7月4日であった。全ての人の平等と幸福追求の権利を強調したこの宣言はアメリカを支える柱でアメリカが世界に誇る価値である。バイデン氏は世界でアメリカのワクチン供給が進んでいるので5月までに全成人に接種する量が確保できるとし、特別な独立記念日になるだろうと強調した。コロナによりアメリカの分断が進み、それは建国の精神が否定されることを意味した。ワクチンによりコロナを征服することはアメリカを取り戻すことでありコロナからの独立に他ならない。それはアメリカだけの問題にとどまらない。世界は一つであり全世界が力を合わせることでコロナに勝てる。それはアメリカでの成果にかかっているといえる。(読者に感謝)