人生意気に感ず「ワクチン接種が始まる。注目の杉並区方式。森氏の後任は山下氏が有力か。五輪の行方は | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ワクチン接種が始まる。注目の杉並区方式。森氏の後任は山下氏が有力か。五輪の行方は

◇今月、2月17日はコロナ戦に於いて記念すべき日となる。ワクチン接種が始まるからだ。その前提として14日、厚労省はこのワクチン(米ファイザー社製)の製造販売を特例承認したのだ。「遂にやった」という感がする。新型コロナウイルスの猛威が始まって一年余。当初の予想より遥かに速い完成と実用化だ。中国で新型コロナが確認されてからおよそ1年で世界の感染者は1億人を超えた。ワクチンの早期実現はウイルスのこの脅威に対して人類の英知が危機感をもって対応した結果である。科学の進歩に驚くと共にその利用がいかに重要であるかを痛感する。4月に高齢者として接種の機会が来たら、私は進んで受けるつもりだ。それは科学の進歩を信頼するからである。その際、地域のかかり付け医を考えている。私の普段の健康状態を把握している医師に相談できるからだ。

◇かねて議論されているように接種の順位は非常に重要である。今日17日に始まるのは医療従事者である。この人たちは心ない偏見や誹謗中傷に晒されながら頑張っておられる方々なので、優先接種は当然である。その次が4月に予定されている65歳以上の高齢者となる。

 超低温下の管理が必要なので時間との競争という面があり体育館などでの集団接種が当初基本と言われた。しかし、都の杉並区方式が非常に注目されている。地域の身近な医療機関の利用である。選択肢が複数有ることが現実的だ。短期間での大量接種に対応する医療従事者の不足ということもある。日本の医療に於いて皆保健制度と地域医療機関の存在は世界に誇るべきものだ。今こそその真価を発揮する時。65歳以上は3月下旬以降市区町村からクーポン(接種券)が送られてくる。それ以外の人は4月以降となる。2回接種の仕組みで接種済証となるので紛失に注意すべきである。

◇13日深夜の大地震の凄さが改めて突きつけられている。50キロ以上の震度等の為被害が少なかった。改めて10年前の空前の光景を思い出す。巨大津波の様は映画の特撮シーンさながらであった。今回の地震は来るべき巨大地震・津波に対して天が与えた警告と考えるべきだ。首都直下型、南海トラフ型と巨大怪物の足音が刻々と近づいてくるようである。

◇このような時五輪組織委員会長が今日にも決まるらしいが、火中の栗を拾う人は誰か。報道によればかつての柔道の王者山下泰裕氏が有力と言われる。女性をという声が強いが女性尊重が貫ければいいのではないか。五輪・パラリンピックが開けるかどうかギリギリのところへ来た。(読者に感謝)