人生意気に感ず「80歳10キロ完走す。不動滝の水行に挑む。大統領選のドラマの行方は」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「80歳10キロ完走す。不動滝の水行に挑む。大統領選のドラマの行方は」

◇11月3日、その4日前に満80歳を迎えた私はぐんまウェブマラソン10キロコースに参加した。初めてのウェブマラソンで少々戸惑うところがあった。コースもスタート時間も自分で選べるのだ。私は何年か前の利根川沿いを走り県庁内を横切るコースを選んだ。ふるさと塾のメンバーで長年の同志であり親友の鈴木安雄さんが一緒に走った。80歳の挑戦ということで格別の思いがあった。「ホイホイ、サッサ」と呼吸をリズムに乗せて必死で走る。終点は水道タンク近くのコンビニ。娘が待ち構えている。1時間35分で昨年とほぼ同じタイムであった。最後でアプリの操作を誤り、公式タイムにはならなかった。コロナ禍の下80歳で完走できたことに大きな満足感を抱いた。

◇終了後、旧赤城村の棚下不動の滝へ下見に行った。今月28日、この滝で私は水行に挑戦する。昨年は吾妻の岩櫃不動滝で行った。台風で落ちた道は整備され、巨岩から落ちる不動滝は美しく壮大であった。毎朝7杯の水をかぶって鍛えている私には滝を前にして不安はなかった。80歳の冬に水行が出来ることを神に感謝した。

◇今月の「ふるさと塾」は21日土曜日である。3日に始まった大統領選の開票状況を私は息を呑む思いで注目してきた。私の目はテレビに釘付けであった。今月の塾のテーマは前回に続いて「大統領選」である。アメリカの歴史に強い関心を持つ私は先月のふるさと塾でも熱を入れてアメリカの歴史と大統領選を語った。人種の坩堝(るつぼ)、移民の国、民主主義の理想、宗教の対立、そして最悪のコロナ禍等。これらが絡み合って熱い炎が燃え上がったのが今回の大統領選挙であった。

 この文章を書いている5日未明、バイデン氏対トランプ氏の選挙人獲得状況は238対213。トランプ氏の猛追は凄まじい。今後の勝敗はペンシルベニア・ミシガン・ウィスコンシンの動向に懸かっていると言われる。

 コロナに感染しながら3日で退院し活動を始めた姿は不死鳥を思わせた。そしてその後、飛行機を駆使して一日数千キロも大演説に動く様は超人的である。それはコロナを吹き飛ばす熱気にあふれていた。アメリカ人はこのようなドラマを好む。支援者の熱気は大変なもの。この人の低劣な品性も炎に呑み込まれた感すらする。それにも拘わらず、私は最終的にはバイデンの勝利を信じる。どのような結果になるにせよ、「ふるさと塾」ではそれを踏まえてアメリカ国民の選択と民主主義を語るつもりだ。(読者に感謝)