人生意気に感ず「河井夫妻の選挙違反、ふるさと塾再開とコロナ。主治医による健康チェック」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「河井夫妻の選挙違反、ふるさと塾再開とコロナ。主治医による健康チェック」

◇金まみれの自民党の選挙が白日の下に晒されている。昨年7月の参院選にからむ買収容疑である。河井案里氏の初当選にからむ事件だ。約2000万円超の金が地元議員や首長らに提供され、これらの人の大半は現金の提供を認めている。検察当局は河井夫妻が案里氏の参院選での票のとりまとめで金を配ったと見て取り調べをしている。夫の克行氏と妻の案里氏が自ら現金を手渡したことが明らかになってきた。驚いたことがある。それは、河井夫妻が選挙で金を配ることに罪の意識を感じていないらしいことだ。昔の村の選挙ではなく国会議員の選挙で、民主主義の根幹が理解されていないことは不思議でもある。日本の選挙はアメリカの選挙と対照的である。公職選挙法は金で選挙を汚すことに厳格である。選挙の理想は違反の取り調べによって前進してきた。安部政権の威信がまた大きく傷つけられる。国難の時に当たり自民党のたがが大きく緩んでいることが露呈された。コロナ禍で国会の役割は極めて重大である。コロナに立ち向かう国会の力は民主主義の理想にかなうものでなければならない。

◇コロナの打撃に屈して中断していた「ふるさと未来塾」が再開となる。昨日、事務員が会場を管理する社会福祉協議会に出向きコロナ対策を打ち合わせた。席と席の間をあける「ソーシャルディスタンス」等を実施する。私の方としても検温器を用意したりして準備を進めている。私の塾を待っている人は多い。コロナ禍の下でコロナを語る歴史的な節目の塾となる。

 昨日(17日)、ある参加予定者から話の流れを訊かれてポイントを話した。話はコロナの惨状の現状から始める。日本の感染者が奇跡的に少ないのは日本人の国民性によるところが大である。強制しないで「要請」でうまくいっているのはこの国民性の故である。コロナに立ち向かう上で最大の武器は立場を超えた助け合いである。このことは身の回りから始まって世界の全体についてもいえる。ここから米中の対立を語らねばならない。トランプの「アメリカナンバーワン」、中国の情報隠しをコロナは高い所からあざ笑っているだろう。

◇昨日かかりつけ医で健康をチェックしてもらった。コロナ太りで体重が増えていた。体内に科学の光りをあてる。それが語る数字は正直でコロナと戦う第一歩だ。血糖値、中性脂肪値など。コロナに勝って80歳代に入ることの意味を考えた。私の中の田中正造が支えである。(読者に感謝)