人生意気に感ず「歓楽街歌舞伎町で客の名簿作成を。中国でも第二波の動き。南米・アフリカの動き」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「歓楽街歌舞伎町で客の名簿作成を。中国でも第二波の動き。南米・アフリカの動き」

◇新型コロナウイルスの惨状が治まりつつある。幹線道路が自動車でにわかに賑やかになっている。最近の異常な暑さはコロナを叩く上で強力な援軍になっていると思われる。しかし、この得体の知れない怪物は一呼吸をしているだけかも知れない。体力の快復を待って暴れ出すことが懸念される。第二波第三波は必ず来る。私たちにとって今はそれに備えるために天が与えた貴重な時間に違いない。

◇コロナ被害の数字を見るのが私の日課になっている。アメリカは依然として凄い。日本時間で13日現在、感染者は205万人に迫り、そのうち死者は11万人を超えた。私のノートの記載では3月11日のアメリカの感染者は1,015人・死者31人である。正に爆発的拡大である。現在の番付表の上位にブラジル、ロシア、インドが台頭してきたことが注目される。アフリカ大陸で数字が挙げられているのは南アフリカとエジプトだけであるが、この大陸の文化衛生環境からすれば今後爆発的に増えることは明らかだと思う。それが私たちの世界に波及してくることも明らかである。最近日本アカデミーでアメリカ帰りの教師と話したが、アメリカの医療環境の悪さは空前のものらしい。この教師の話では救急車の世話になると往復で数百万円かかるという。医療状況の悪さがコロナの惨状の一因なのだろう。

◇人口15億人の中国はコロナを押え込んだと言われているが、今新たな動きが出ている。北京市最大の卸売市場で従業員6人の感染者が確認され、その他の市場関係者の46人の無症状感染者が確認されたという。中国の市場は何度も訪れたがその活力は凄まじい。中国人は4つの足のものは机以外何でも食べると言われるように、あらゆるものが売られている。ヘビや蛙までが中国人の胃袋に入っていくのを想像すると恐ろしくなる。

◇巨大都市東京都の感染状況は最も気になることだ。6月に入り二桁の感染者が続き14日には47人が確認された。都の中でも最大の課題を抱えるのが歌舞伎町である。この国最大級の歓楽街のホストクラブ、キャバクラなどが大きな感染者発生源になっている。これらの業種が第二波の発生源になることを防ぐため、客の名簿をつくることを要請することになる。感染経路をつかみ易くするためだ。こういう所へ訪れる客がどれ程協力するであろうか。個人の秘密と関わり、要請に強制力がないことを踏まえると実効性に疑問が湧く。(読者に感謝)