人生意気に感ず「中国の死者は3千人超に。ふるさと未来塾は中止に。その他の講演もコロナの挑戦に晒さ | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「中国の死者は3千人超に。ふるさと未来塾は中止に。その他の講演もコロナの挑戦に晒さ

◇昨日(5日)中国の死者は3,000人を超えた。一方で新たな薬の発見も伝えられる。コロナウイルスと人類との必死の戦いが展開されている。ウイルス無発生県が次第に少なくなってきた。その一つが群馬である。本県にも隠れた感染者は存在するに違いない。次々に発表される人は大騒ぎの対象になっている。誰もがこれを避けたいと望むから身に覚えのある人は息を殺して嵐が過ぎるのを待っているのだろう。しかし、発表の日は必ず来て、衝撃が走り大きなパニックが起きるに違いない。

 昨日、今月のふるさと塾(28日)の中止の案内を出した。誠に残念である。毎回参加する40人ほどの会員は高齢者が多い。福祉会館(日吉町)の建物全体が閉ざされた空間であり、小グループの催しもかなりあるだろうからウイルスが浮遊する可能性は否定できない。案内には「塾生のみなさん、この歴史的瞬間をふるさと塾中止と結びつけて心に刻んで下さい」と書いた。

59日の講演の案内が出来た。「足尾鉱毒事件田中正造記念館主催」で題は「甦る田中正造―公害運動の元祖―」である。私のコメント欄には次のようにある。「今日の地球環境を見るとき田中正造は偉大な予言者でした。『真の文明とは』と訴える彼の信念は極めて今日的です。現在私は毎日新聞で『よみがえる田中正造』を連載中ですが、思いは甦らせるべき田中正造です。アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師が正造の言葉『毒野』を著書で取り上げていることは示唆的です。空前の大旱魃の『怒りの大地』に時空を超えてよみがえった田中正造の姿を思わせるからです。身を低くして正造を語るつもりです」。5月にはコロナウイルスが去っていることを祈るばかりだ。田中正造は怒りをもって「真の文明は」と訴えた。現代の文明がコロナウイルスの挑戦を受けている。そのとばっちりを私の講演も受けているのだ。

◇講演は毎月のようにあるが、差し迫った心配は来月12日、放送大学同窓会企画のもの。初代県令「楫取素彦」を話すことになっている。ここ12週間が分かれ目というが至急に対策を検討しなければならない。吉田松陰の義弟も天国ではらはらしているのではないか。昨日の報道は、松陰と楫取の生誕地山口県でもコロナウイルスが発生したと報じた。群馬県で発生すれば私の講演もお手上げである。(読者に感謝)