人生意気に感ず「現職リードの報道。民主主義の原点が問われる。ウィルス募金の訴え」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「現職リードの報道。民主主義の原点が問われる。ウィルス募金の訴え」

◇4日、新聞の一面に「現職山本リード」、「新人、岩上氏追う展開」の文字が躍った。選挙ではいつも当落の予想記事が載り、そのアナウンス効果が話題になる。今回の前橋市長選に於けるアナウンス効果を私は選対事務長として特別の思いで受け止めた。その理由はいくつかある。第1に今回、現職は初陣の時のように打ち込んでいることだ。家族が一丸となっている点も凄い。1・2期で蒔いた種が3期で芽を出し根付くのを見届けたいという執念が感じられる。第2に今回、前代未聞ともいうべき6人の候補者の出現である。それは山本市政が理解されていない現れともいえる。これを感じた市長は深夜まで自らマニフェスト作りに取り組んだ。私に選対事務長を頼んだ決意にもそれは感じられた。「原点に立つ」という決意と政治姿勢は徐々に浸透したのである。4日の報道はその成果を評価するものと私は受け止めた。

この日、事務所を訪問する人は俄然多くなった。私は事務所を守る責任者としてこれらの人々に対応した。これらの人々が共通に口にすることは「龍は悪いことはしない」である。これは地味ではあるが最も重要なこと。「信なくば立たず」は民主政治の大原則である。

◇この日午後6時からの拡大選対会議には多くの人が参加した。私は冒頭の挨拶で訴えた。「皆さんこの文字をご覧下さい」。私が指すのは大書した正面の「至誠にして動かざるは未だこれあらざるなり」である。「これは真心を以て当たれば感動しない者はいない。吉田松陰が江戸へ引かれていく直前に義弟の楫取素彦、初代群馬県令に与えたものです。今、前橋市を導くリーダーとして最も求められるものは政治の信頼です。この文字を旗印に掲げて残された時間、勝利を信じて戦い抜きましょう」

◇この日、中国の留学生劉さんと張さんという2人の少女が現れた。遠慮がちに募金のお願いをしたいと言う。これらの女性は、先日日本アカデミーで「祖国を助けて下さい」と訴えた人たちである。私は来客たちに主旨を伝えた。何人かの人が応じて募金箱にお金を入れてくれた。小さな行動が隣人を助けるための大きな意義をもつ。群馬県日中友好協会は私の名で寄付を呼びかけることにした。中国は窮地に落ちている。中国のコロナウィルス拡大は世界は一つ、人類は一つであることを教えている。(読者に感謝)