人生意気に感ず「令和の成人式に思うこと。若者対応は市長選の最大のテーマ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「令和の成人式に思うこと。若者対応は市長選の最大のテーマ」

◇令和の成人式は特に意義深く感じられる。弾けるような女性の姿が目立つ。私は自分の成人式を振り返った。嬉しいという気持ちはなく漠然とした重い不安を抱いていたことが思い出される。当時社会は未だ貧しく、私は定時制高校の夜学生だった。

 新成人の前途は多難である。高齢少子と人口減が進み、格差は激しくなるだろう。山本市長は「勇気と絆と正義で人生を切り開いて」と訴えた。一見平和で豊かな今日の社会は国難のまっただ中にある。恐らく若者たちにはそれに立ち向かう自覚が薄いに違いない。この若者たちを支える社会、特に行政の役割は大きい。前橋市長選が目前に迫った。若者対策こそは市長選の最大のテーマだと思うが、それを叫ぶ候補予定者は少ない。私たちは山本市長に若者支援策を大胆に打ち出すべきことを提案した。

◇先日11日、山本市長の市政報告会があった。市長選を目前にしたこの集いで私は最初に登壇し挨拶した。選挙戦の火蓋が切られた時、私は選対事務長となる。私はこの挨拶で待ったなしの前橋の政策を訴えた。

「高齢・少子・人工減で日本が沈んでいきます。大災害の時代に入っています。首都直下、南海トラフの巨大地震は明日かもしれません。前橋丸を安全な方向に導くことが山本市政の使命です。若者に夢を、若者にチャレンジのチャンスを、高齢者に生きがいと安心を、それを目指す山本市政の継続を実現させましょう」

 続いて市長は、前橋市政の目玉の政策をコンパクトに凝縮した映像を使って熱く語った。自信に満ちた姿には「この政策を継続して市民を幸せにしてみせる」という決意があふれていた。「このようなことは他の陣営ではできないね」と会場から声が聞こえた。市長の政策の中で特に若者支援策が輝いていた。それは「修行支度金で応援」、「就学支援の奨学金」、「市内の6大学連携による産業人材の養成」、「公的結婚相談センターを開設」等々である。

6日、日本アカデミーで入学式があった。今回のグループは比較的小規模で、50人程度。中国出身者が多かった。日本アカデミーは大連事務所の計画を進めている。中国との関係が好転する中で、日本アカデミーの留学生も中国の勢いが増しているようだ。彼らには日本の若者には見られないガッツが感じられる。私は彼らの姿を見ながら日本の若者の交を進めたいと思った。市長に提案している。(読者に感謝)