人生意気に感ず「結愛ちゃんの母に11年求刑。風速60mの衝撃。ニーハオトイレの今」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「結愛ちゃんの母に11年求刑。風速60mの衝撃。ニーハオトイレの今」

◇結愛(ゆあ)ちゃんの母親に検察は9日、懲役11年を求刑した。判決は17日に下されるが裁判員たちの心証はかなり厳しいに違いない。日本中が注目する裁判である。検察側は「未来を奪われた無念さは測り知れず結果は極めて重大だ」と追及した。この点に異論はない。

 母親の優里被告は「罰はしっかり受けたい」と話し、「体を張って止めることもしなかった」と述べた。この人は今悪夢から醒めた思いで「ゆるしてください。おねがいします」のメモを見詰めていることだろう。体をはって子どもを守ることは母親の使命である。世の中の全ての母は今、この使命感を天の声として受け止めていると思う。17日の判決が待たれる。

◇台風15号が去った。その風力たるや凄まじかった。9日未明千葉市では観測史上最高の57.5mの風が吹き、送電線の鉄塔が根本から倒れ大規模な停電が発生した。東電関係者の話では鉄塔は40mの風に耐えるように作られているという。ということは今後異常気象が常態化する中で今回のような風が頻繁に吹けば鉄塔が片端から倒れる光景が出現することになる。

 ゴルフ練習場のポールが倒れて住宅を破損、また日本原子力研究開発機構の冷却塔が倒れるなどが発生した。

◇台風一過、東京の暑さは格別だった。太陽が溶けて落ちるようでくらくらする暑さだった。タクシーの運転手は38度を超えていると言っていた、東京は福田元総理に会うのが目的だった。草津楽泉園の人権の碑が完成に近づき、11月15日には除幕式を行う。碑の説明、式への出席要請、栞に載せる文の依頼等を行った。

 貴州省のことなど日中の有益な話を伺うことができた。文筆活動のことを訊かれたので10月から毎日新聞に田中正造を連載することを説明すると「公害の原点ですね」と強い関心を抱いていることが窺えた。

11月5日から約1週間、群馬県日中友好協会は中国貴州省を訪ねる。協会員30名の訪中団は山が70%を占め少数民族が多い地域に好奇心を寄せている。私の関心の一つに「ニーハオトイレ」がある。隣との境がない、臭い、汚いトイレは地方の都市でどのように変化しているか。習主席の方針でトイレ革命が進んでいると言われる。貴州省も近代ビルが林立するようになった。トイレは文化度をあらわす。女性たちの反応が楽しみである。(読者に感謝)