人生意気に感ず「京急線の大事故。女児虐待死公判。豚コレラの恐怖。京アニ犯の回復」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「京急線の大事故。女児虐待死公判。豚コレラの恐怖。京アニ犯の回復」

◇京急線の事故は大都会のまさかの惨事である。時速120キロで走る電車が大型トラックと衝突した。乗客は約500人、トラックの運転手が死亡し乗客の33人がけがをした。問題のある踏切であったらしい。更に大きな被害が生じた可能性があった。トラック所属の会社の運行管理に法令違反がなかったかもやがて明らかになるだろう。現場は横浜市の踏切だった。密集した市街を人の波、猛スピードの交通機関が秒単位で動く。常に危険はいっぱいなのだ。今回の事故を教訓として生かさねばならない。

◇目黒女児死亡の公判が続く。異常な家庭の状況が徐々に明らかになっていく。私が注目するのは、この事件は極く例外的な特異なものか、それとも社会の病理の一環として広がっているのかということ。母親は結愛ちゃんを連れて再婚したという。夫の雄大被告の説教といわれる行為は狂気の沙汰である。妻優里被告は恐くて「ロボットのように服従」していた。そこにはDVがあったらしい。何よりも結愛ちゃんが痛ましく可愛そうである。何故助けられなかったのか。実家との関係はどうだったのか。路頭に迷う母子が社会に広がっている。3組に一つが離婚すると言われる時代である。雄大被告の公判が始まれば更なる実態が明らかになるだろう。

◇豚コレラが広がっている。野生イノシシがウィルスを拡散していると言われる。イノシシは多産である。ゾロゾロと子を連れたイノシシが里に下りてきて作物を荒らす状況は以前から拡大が止まらない。作物を食い荒らすだけでなくウィルスの害まで広げるとなるとイノシシの害は別次元のものとなる。山本知事は緊急の支援策を打ち出した。養豚農家は大きな危機感を抱いているに違いない。

 豚コレラの感染の波は隣県長野まで広がっている。岐阜県のある養豚場では観戦が確認され300頭の殺処分が始まった。

◇35人が死亡し、世紀の犯罪という人もいる程の京アニ事件。そこでの大きな関心事は容疑者の生死である。青葉真司容疑者は全身にやけどをし、皮膚移植の治療を受けていたが回復に向かっていると言われる。大変な容疑者に何故そんなに金をかけるのかという声が聞かれた。人道上の問題もあるが極めて社会的影響の大きい事件の解明には容疑者本人を調べる必要があるのだ。簡単な意思表示が出来るようになった。(読者に感謝)