人生意気に感ず「あおりの厳罰法制化。韓国の軽挙。政治は情(じょう)か」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「あおりの厳罰法制化。韓国の軽挙。政治は情(じょう)か」

◇大きな社会問題「あおり運転」を法的にきちんと対応する動きが始まった。何でも事実が先行し法律は後追いである。社会の変化は実に目まぐるしい。迅速に対応しなければ国民の生命安全を守れない。このような事態を象徴する一つがあおり運転である。道交法に定義を定め厳罰化の方向で罰則を定める。このような法的な対応はあおりという社会現象に対して国が毅然とした態度を示すことを意味する。国民に異存はないだろう。私も賛成だ。

◇韓国文政権の軽挙とも見える動きが続く。軍事情報協定破棄に続いて竹島への防衛訓練も増大させた。米政権はいずれに対しても強い批判を表明している。同盟国に対する異例な対応に文政権は面食らい打撃を受けているだろう。私は、日本の外交政策の成果を示す事実だと思う。日韓の関係は東アジアの安定にとり極めて重要。日本の安全保障が外交のいかんにかかっていることがわかる。現在、日・韓・中・ロ、そして北朝鮮をめぐる状況は緊迫している。三国志の世界を連想させる権謀術数があると思う。巧みで懸命な外交は日本を守る最大の防衛策である。

◇県議会に入った初めの頃、重鎮たる故松沢睦さんが「政治は情ですよ」と言ったことを今はっきり思い出す。理想に走っていた当時の私には怪訝に思えたところもあった。しかし、これは一面の真理であることを改めて思う。ただ、言うまでもなく情だけでは有り得ない。基本的な価値を踏まえた上での情でなければ場当たりになってしまう。今、私はトランプ氏と安倍首相の関係を情と理念の点から興味深く見ている。二人は馬が合うようだ。しかしトランプは御し難い奔馬だから理念をもって毅然としたものを貫かねば安倍さんは振り回されるだろう。現在は大変うまくいっていると思う。アメリカの政府内も高く評価し世界の指導者たちも羨む程だ。安倍さんがしっかり踏まえるべきは日本国憲法でなければならない。世界はそれぞれ自国第一に走っている。その大衆迎合主義に日本が一線を画すことができるか、今世界が注目している。

◇香港のデモが長期化し泥沼の感がある。民衆は天安門の悪夢を恐れている。中国は武力行使をちらつかせる。世界の世論こそ歯止めである。世界がきな臭い方向に流れようとしている時、香港のデモに世界の民主主義がかかっていると言っても決して過言ではない。(読者に感謝)