人生意気に感ず「難しい隣国、感情的になる韓国。エボラ熱の恐怖」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「難しい隣国、感情的になる韓国。エボラ熱の恐怖」

◇輸出優遇除外措置を巡って韓国が激しく反発している。日本政府は安全保障に関わる品目の輸出手続きを厳しくした。それはこれらにつき韓国側の輸出管理手続きに問題があったからで当然のことだと説明している。私の目には韓国側が例によって感情をむき出しにしているように見える。

 韓国外相は日本の措置につき「超えてはならない一線を超えた」と表明している。大げさに思えるが韓国としては本気なのだろう。

 朝鮮半島の人々は感情的で引火性の強い民族だと言われることがある。国民性というものは民族のDNAが長い歴史の過程でその時々の環境を受けながら形成される。それは私たち個人の性格が素質と環境によってつくられるのと似ているといえよう。半島の人々は常に強国の隣国によって脅かされてきた。それは歴代の中国王朝、北方のロシア、そして近代の日本もその中に数えられる。現在、日本に対して敵意をむき出している背景には韓国併合に象徴されるような日本の侵略の歴史が根強く尾を引いている事実があるに違いない。一度手打ちをしたではないかという理屈が通用しないのだ。最も近い隣人であるだけに始末が悪い。忍耐に忍耐を重ねて付き合うことが必要で、やけぼっくいに火をつけることがないように注意しなければならない。

◇日本にエボラ出血熱が持ち込まれた可能性が出てきた。この感染症は恐ろしい病で、中央アフリカのコンゴで広がっている。報道によればコンゴで8カ月働いていた埼玉県の70代女性が発熱を訴え、国立感染症研究所で血液を検査していると言われる。政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。安倍首相は女性の治療や検疫の着実な実施を指示した。

 この国際化時代に於いて感染症は日本の社会を脅かす重大な課題である。今や、全世界の隅隅との間で人と物との交流が行われている。地の果てのコンゴとて決して油断は出来ないと思っていた。目前に迫ったオリンピックの対策で、感染症対策は重大事と言われているが、エボラの恐怖が現実的となったと思わねばならない。現在、感染症といえば結核が注目されているが、それ以外の様々な脅威に備えねばならない。

◇厚労省は、4日、エボラのウイルスは検出されなかったと発表した。もし検出されたなら大変な騒ぎになっていたであろう。一先ずホッとした。これを天の警告とすべきである。(読者に感謝)