人生意気に感ず「日大反則劇の衝撃。世田谷一家殺害事件の展開は。高山補選の結果」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日大反則劇の衝撃。世田谷一家殺害事件の展開は。高山補選の結果」

◇日大アメフト部選手の反則タックル事件は衝撃の展開を示した。当のタックルをした選手が記者会見をして、具体的に監督の指示を語ったのだ。ここまでとは思わなかった。監督の存在は選手にとって絶対であることを改めて知った。「相手のQBをつぶせば出してやる。怪我をして試合に出られなければこっちの得」、やりますと言ったら、「やらなきゃ意味ないよ」、監督のこんな発言があったことを当の選手は語った。この選手はもうアメフトはしたくないとも言っている。監督の言動はまるで暴君の姿である。スポーツは教育であるから、教育の場での暴君の実現ということになる。日本大学としての責任も重大である。どういう結末を迎えるのか日本中が注目する瞬間である。

◇世田谷一家殺人事件はこのまま迷宮に入るのかといつも心にかかってきた。週刊誌が何度も取り上げ遺留品も多いのにいたずらに時が過ぎた。そんな時に警視庁が新たな視点を示して情報の提供を呼びかけた。これを見て、私は何かの反応が期待できるのではと思った。

従来発表されていた犯人像よりやせているという。当時15歳から20歳の学生らしい。マフラーも示された。注目される点は卒業アルバムを見て似ている人が写っていないか調べて欲しいと訴えている。

人を殺すことを何とも思わぬ凶悪事件が増えている。日本中から死体や白骨がみつかり、日本の山野は墓場に化したようである。最良の犯罪対策は犯人を逃がさないことである。「天網恢恢疎にして漏らさず」の古諺が生きていることを示さねばならない。

◇NPOの活動家に懲役12年の判決が下った。46人もの男の児童にワイセツ行為を繰り返したという。寝ている児童にワイセツ行為をし、動画にして流していた。今日の社会の堕落した現実を象徴するような事件である。事件の詳細はまた週刊誌等が報じるだろう。歴史を振り返ると一つの社会が崩壊に近づくと必ず性倫理の乱れがある。今日の社会はそういう状況に近づきつつあるのではないか。

◇高山村議選の情況は民主主義の危機を象徴する。欠員2のところ、立候補者は1人で欠員は埋まらなかった。政治家になりてがいないという現象は全国に広がりつつある。地方議会の形骸化が一段と深刻化する。社会公共の為という意識と地域の活力が共に低下する。(読者に感謝)