人生意気に感ず「女児を狙う性犯罪対策。北朝鮮のあがき。中国人と礼節」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「女児を狙う性犯罪対策。北朝鮮のあがき。中国人と礼節」

◇小2女児殺害事件は急転して容疑者の逮捕となった。女児の顔、容疑者の顔が新聞テレビで報道となった。あどけない人形のような女児。私は絶句した。23歳の容疑者の姿がまた意外。顔を隠すでもなく、普通の好青年に見える。犯行の動機は何か。真相の究明が待たれる。

 報道されるところからは、小林容疑者には幼女に関する前歴があるらしい。幼女を襲う性癖というものは特徴があて、繰り返すと言われる。遺伝的要素なのか。犯罪対策はそういう人間の奥に潜む未知の分野にも関わることを考えると大変なことだ。

◇世界では幼女を襲う性犯罪には大胆な対策がとられているところがある。GPSを足につけさせるなどだ。これは前歴者の人権と幼女保護をどう調整し、どちらを優先させるかという問題である。

 性暴力犯罪者に衛星測位システム(GPS)を義務づけているのは韓国である。米国は全州で性犯罪者は顔写真と個人情報がネットで公開される。

 日本には性犯罪者に関しては情報提供制度がある。13歳未満の被害者に対する性犯罪で服役して出所した者が対象。法務省が警察庁に情報を提供し、定期的に所在を確認する制度である。

◇日本でもGPSの携帯を義務づける条例の制定が検討された例がある。宮城県議会で議論されたが平成23年の東日本大震災で打ち切りとなった。今回の事件で、この議論がまた再燃するのではないか。

◇北朝鮮問題はやはり一筋縄ではいかない。南北閣僚級会談を中止すると表明した。米朝首脳会談も再考慮せざるを得ないと言いだした。悪あがきに見えるが、メンツを重視することの現われであり、駆け引きの一環に違いない。日本にとって最大に重要なのは拉致問題である。これについても最近、解決済みという見解を表明して索制を始めた。日本はこれに気を緩めることなくアメリカとの強い連携を貫いて欲しい。

◇買い物の列で順番を守るのは日本の礼節であり文化である。渋谷で中国人がルールを破り暴力沙汰を起こして逮捕された。中国大使館は在日中国人にルールの順守を呼びかける声明を出した。

私は、日本アカデミーで多くの外国人留学生に日本の文化、その一環として礼節の順守を教えている。日本文化の崩壊を守らねばならない。(読者に感謝)