人生意気に感ず「北を巡る歴史的瞬間。日本の役割。中国の存在。警察官の犯罪」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「北を巡る歴史的瞬間。日本の役割。中国の存在。警察官の犯罪」

◇今日の北朝鮮を巡る状況は、歴史の歯車が大きく回るのを世界が息を詰めて見守る瞬間である。米朝の会談が近づいている。水面下で様々な攻防、駆け引きが行われているに違いない。金正恩委員長は敗北を認めてトランプにひれ伏すのだろうか。

 米朝の会談に向けて、南北の会談、中朝の会談が行われている。これらの動きの中に日本がある。日本を囲むこれらの動きは日本の運命に大きく関わっている。日本は置いていかれるのかという心配の声は強い。拉致問題はどうなるのか。正に、日本の外交力が試されている。昔の戦国時代、また中国の三国志の世界のような権謀術数が渦巻く中に置かれているのに、司令塔たるべき国会はその役割を果たしていない。苛立たしい限りだ。

 これらの渦の中で、日本の役割は極めて重要である。特にアメリカ・中国との関係で日本が果たすべき役割は大きい。

◇こんな時、国会の空転は許せない。野党の審議拒否に国民が厳しい批判の目を向けるのは当然である。最も重要な時に力を終結できない野党に国民は呆れている。内憂外患で課題が山積している中、優先順位をどう考えているのか。

 やっと野党が国会審議に応じる姿勢を示した。遅きに失する感がある。

◇中国との関係が大きく動き出している。私は群馬県日中友好協会会長として、中国との関係に注目し、その変化を肌で感じてきた。数年前の尖閣を巡る火花を散らすような関係は大きく変化した。今年は日中友好平和条約締結40周年の大きな節目。中国は世界国家に向けて大きく変貌しつつあり、日本の協力を必要としている。中国はしたたかな国である。日本も中国を利用しなくてはならない。李克強首相が来日し安倍首相と会談する。その先には安倍首相の訪中、そして習近平主席の訪日が実現しそうだ。日本は中国を利用しつつ中国の独走と暴走を抑制しなければならない。日中の関係は北朝鮮問題に大きく関わる。日本は国内的に結束して外交のカードを巧みに切らねばならない。私は安倍首相の役割は大きいと考える。

◇強盗容疑の警部補の写真が公開された。家族が気の毒だ。知能犯捜査の中核にいたという。何とも不可解な事件だ。再発防止のため、また県警の名誉のためにも早く逮捕して容疑者の心の問題も含め事実を究明して欲しい。何が起きているのだろうか。(読者に感謝)