人生意気に感ず「警察官の不祥事。群馬の治安は。キラウエアの爆発」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「警察官の不祥事。群馬の治安は。キラウエアの爆発」

◇警察官の不祥事が多発している。警察官も人の子だから、昨今の時流の中で不良分子が紛れ込むのは止むを得ないという見方もあろう。しかし、警察官についてはそのような甘い考えは許されない。極く稀に警察官が犯罪を起こすことは昔からあった。最近の状況は頻発である。警察官の使命は社会の砦である。治安の悪化が深刻なところに警察官の不祥事の頻発である。正に社会は砦が崩れ、崩壊の危機にある。

◇平和な農村、嬬恋村で警察官による強盗事件が発生した。容疑者の警部補は以前嬬恋村内の交番に勤務したことがあるという。交番は日本独特の制度といわれ、地域住民に溶け込んで治安維持に当たる。まさかあの人がと村民の衝撃は大きいだろう。

 警察官に対する信頼の失墜は治安維持にとって深刻な事態である。県警は警察官教育の原点に立って不退転の決意で対策に取り組むべきである。私は県会議員の時、度々この問題について発言をした。警察官内部だけは解決は難しい。県民全体で協力態勢をつくらねばならない。県議会は何をしているのか。議会の形骸化が一般に叫ばれている。治安の維持は県民生活の活性化の大前提である。

 大災害の時代に入りつつある。まさかの時警察への信頼が失われていたら県民が力を合わせることは出来ない。公安委員長は今こそ役割を果たす時である。

◇このところ、火山と地震の動きが内外で激しくなっている。この動きは今後継続して何か未曽有の大災害につながるのか。

 ハワイのキラウエア火山が爆発し、2千人もの住民が避難している。映像まばゆいばかりの美しさであるが、住民にとっては正に地獄の業火。私たちにも地球のはらわたに見える。

 日本は大丈夫かと、海外の火山状況の報道の度に思う。浅間は、そして火山と連動するかもしれない大地震は。東京五輪が刻々と近づく。首都直下型は、その前か後か。そういう緊急事態が現実化しつつあると見なくてはならない。

◇5日6日と下仁田温泉清流荘に出かけた。長男と年2・3回は実施している癒しの旅。深山幽谷に囲まれた秘湯であった。緑が眩しいようで、夜は谷川の音が響く。猪の肉がおいしかった。ビールが実にうまく、はらわたに染み渡る。親子のよい対話ができた。早朝杉木立の中を走った。(読者に感謝)