人生意気に感ず「安倍の支持率。知事のスキャンダル。財務次官のセクハラ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「安倍の支持率。知事のスキャンダル。財務次官のセクハラ」

◇安倍首相の支持率が急落し危険水域に至った。回復は可能か。これは日本の運命にかかわる。一方、首相は夫人と共にトランプを訪問し、北朝鮮問題で協議。その親密ぶりに世界の目が集まっている。北朝鮮の変化は本物か。固唾を呑む瞬間である。このような時に行われたアメリカのシリア空爆は何を意味するのか。トランプの決断は金正恩を更に追い詰めて北の非核化への効果に結び付くのか。それともアメリカの攻撃は現実的だから核は手放せないと、逆の効果に結び付くのか。

 安倍、トランプ会談で特に重要な課題は拉致問題である。トランプは米朝会談のテーマにすると表明した。被害者家族の代表はこれを見て「千載一遇のチャンス」と述べた。

 これらがもし良い効果となって実現するなら安倍の支持率はある程度回復するに違いない。安倍首相には好運と不運が謎のように結び付いている。私には不思議な人物と映る。

◇新潟県知事が辞任した。前日の記者会見を見た人は「独身で自由恋愛、なぜ責められるのか」と、涙の会見姿にむしろ同情を寄せる人もあった。しかし、今朝早く週刊誌を買って読むと、報じられていることが事実なら、どうやら涙をそのまま受け取れない状況らしい。止まることを知らない最近の享楽の濁流に軽率な政治家が足を踏み入れた姿のようだ。若い女子大生A子、B子との援助交際が書かれている。女子大生は一回2万円とか3万円とかで知事とラブホテルに行ったことをしゃあしゃあと語っている。売買春の可能性すらある。独身であることを別にすれば、かつて週刊新潮で写真を撮られた前橋の代議士と大差ないようである。

 小学生時代から町の神童と騒がれ、灘高から東大医学部に進んだ。ここまでは華麗な歩みだが、途中で政治の世界に関心をもったあたりが理解し難い。衆議院選に過去4回も落選をしている。政治に対する確たる信念があったのだろうか。現在、このような人物が政治に関心を抱くこと自体に政治が軽くなっていることが現われているようだ。

◇福田財務次官がセクハラ問題で遂に辞任した。女性記者に軽率に問題発言を続け、録音されるということが不可思議である。今、優秀な人材が官僚にならない傾向と言われるが、それを物語る事実であろうか。政治の森で後から後から不祥事が発生している。一度、ガラガラポンとなって出直さないと日本の社会は駄目ではないかと思われる。その時が近いように思われる。(読者に感謝)