人生意気に感ず「日本のカヌー選挙がライバルに薬物を。はれのひ事件。中国大使館を。育英の快挙」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日本のカヌー選挙がライバルに薬物を。はれのひ事件。中国大使館を。育英の快挙」

◇こともあろうに日本のスポーツ界にとんでもないことが起きた。東京五輪を目指すカヌー日本代表候補者がライバルの飲料水に禁止薬物を混入したというのだ。ライバルを陥れようとする悪質で卑劣な行為である。筋肉増強剤で検査で陽性反応が出た選手は暫定的に資格停止処分を受けていた。ロシアの組織的ドーピングに怒りを感じた時、それは日本には無縁のことだと思った。

 目的のためには手段を選ばないということがここまできたのかと思う。ロシアや北朝鮮を軽蔑出来ない思いだ。東京五輪を前にしてなんということだろう。厳正な措置を直ちにとり世界に示さねばならぬ。日本にこのような不祥事が生ずるとは全世界が思っていなかった筈だ。日本も同じではないかということになる。オリンピックの原点に帰ることがスポーツだけでなく公正公平な世界の実現につながる。日本人の精神の崩壊現象の一端を見る思いである。

◇「はれのひ」事件に日本の詐欺社会の深刻さがここまで来たかの感を抱く。新成人はどんな感想をもったのか。慣れっこなってそれほど怒りを持たないのか。それともここまで進んだ社会悪に危機感を募らせたのか。警察は徹底した捜査で犯人を捜し出して真相を明らかにすべきである。

◇10日に中国大使館を訪れた。群馬県日中友好協会会長として、今月22日の新春交流会の案内と3月2日の「一帯一路」の講演の打ち合わせが目的である。大使館の庭には昨年植えた五葉松がすっかり根付いていた。今年はこのところ日中の記念すべき事業が続く。日中国交正常化と日中友好条例締結記念だ。険悪だった日中間も大きく変わりだした。「一帯一路」に距離を置いていた安倍政権もしっかり対応する姿勢を示し始めた。大使館でも大きな変化を感じることができた。3月2日には大使夫人汪婉さんが一帯一路を語る。また、商務部のエキスパートが具体的な問題点を語ることになった。群馬県日中友好協会としては、文化の交流で実績を積み重ねてきたが、今後は更に経済の交流にも力を入れるつもり。一帯一路は一つの良いきっかけになる可能性がある。大使館の雰囲気からもそう感じた。

◇育英サッカーに市民栄誉賞が贈られる。育英の同賞受賞は全国高校野球制覇に次ぐ。凄い快挙なのだ。同校の人々と前橋に勇気と希望を与えた。(読者に感謝)