人生意気に感ず「都民ファーストの大勝。ISの崩壊は。小説の舞台を。連勝ストップ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「都民ファーストの大勝。ISの崩壊は。小説の舞台を。連勝ストップ」

◇小池知事の都民ファーストが記録的大勝を果たし、自民は歴史的大敗を喫した。自民党の敗戦を決定的なものにした要因は「三重苦」と言われるものであるが、特に防衛大臣の失言と、「このバカ―」で一躍お笑いタレントのように報じられた豊田議員の存在が大きい。現職の国会議員が都議選で失態を演じてこの結果を招いたことは、今後の国政に大きな影響を及ぼすに違いない。

 

 都民ファーストは49人が当選したが、無所属当選者6人を追加公認して55議席を得た。一方自民党は過去最低の23議席に落ち込んだ。民進も2議席減らして5議席とは、自民党を攻める立場にあったことからして惨めである。安倍首相がこの混乱からどう抜け出すか見ものである。

 

◇イスラム国(IS)が壊滅状態にある。無惨な廃墟と化した瓦礫の山を見て、多くの人を殺し人類の宝である文化遺産を破壊した大義は何かと改めて思う。ラッカにはまだ数千人のIS戦闘員が残っていると言われる。こういう残党が世界に散って今後もテロを繰り返すのか。ISが崩壊したからといって世界のテロ組織が消滅するとは思えない。モグラたたきのような状態が続くのか。新戦略に基づく各地のテロが激化するという見方もある。五輪、パラリンピックが近づく。小池パワーは国と連携して東京のテロに向き合って欲しい。

 

◇2日(日曜日)、私は午前7時前に吾妻に向かった。白根開善学校の創立39年式典に出て、小説「死の川を越えて」の取材でいくつかの現場を巡った。

 

 私の小説はやがて「重監房」に入り、リー女史の死を描く。この日、重監房資料館、藤田三四郎さん、バルナバ教会を訪ねた。教会はミサが終わった後で、松浦牧師夫妻に会うことが出来た。教会の創立者でイギリス人宣教師のリー女史は、昭和16年12月18日にこの世を去った。太平洋戦争勃発の10日後であった。イギリスは敵国であったため、戦争が始まると国はリー女史を厳しく監視したと牧師は語っていた。楽泉園にはカトリック教会も存在した。カトリックの総本山はイタリアのローマである。イタリアは同盟国なので国は寛大であったそうだ。

 

◇14歳の天才棋士藤井4段が遂に負けた。29連勝を支えた精神力は驚異的。負けたことで勝負を振り返る機会を得たことだろう。本物になれるかはここから決まるのだろう。

(読者に感謝)