人生意気に感ず「中国は空母で覇権を。大地震の予測。カストロと核戦争」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「中国は空母で覇権を。大地震の予測。カストロと核戦争」

◇中国が25日、空母を動かし始めた。沖縄の石垣市長は26日陸上自衛隊の配備受け入れを表明した。これらは日本の安全保障が非常に厳しいことを物語る。既に死に体のオバマ政権、中国に対して対抗姿勢を打ち出しているトランプ次期大統領。日本はこのような状況下で、いかに対応すべきか。第二次大戦後、世界大戦はなく70年以上が過ぎた。

今、世界は大きな変化に揺れ始めた。きれいごとで平和を守れない。息を呑む歴史的瞬間を私たちは生きている。

 

◇中国はアメリカと対峙する大国を目指し、太平洋に進出しようとしている。目の前に立ちはだかるのが日本である。国際法を無視して南シナ海に進出し、軍事拠点づくりの既成事実を展開している。中国の軍事的脅威を肌で感じているのが沖縄の人々である。離れた所にある沖縄を他人ごとと見ることは許されない。私たちは一体なのである。原発、地震などの災害も同様。離れたと所の同胞の苦しみを自分のことと受け止めることが今求められている。しかし今、無責任な自己主義が極点に達しようとしている。

 

◇日本と同様に地震大国の南米チリで、25日M7.6の地震があった。日本で大地震が近いと言っても、人々は慣れっこになって本気にしない。「オオカミが来るぞ」を風評として受け止めるか、科学の声として受け止めるか、区別しなければならない。

 

 大自然の一呼吸は長いが、今日の科学のレベルはその微妙な変化を察知出来る。電気通信大名誉教授の早川正士氏は、25日までに青森、福島などに震度4程度、関東では震度3以上と予測していたが、26日、茨城・栃木・埼玉・千葉で震度3の地震があった。私たちは「群馬は大丈夫」という安全神話に胡坐(あぐら)をかいてきたが、私の友人の地震学者は群馬が危ないという警告を発している。備えあれば憂いなし。災害は忘れた頃に必ずやってくる。

 

◇今年最後の「ふるさと塾」は、今日28日、忘年会を兼ねてロイヤルホテルで行われる。少し趣向を変えて、30分程私が話し、あとは食事と懇談となる。私の話は、先日90歳で亡くなった情熱の革命家カストロが中心となる。二つの超大国の米ソの代理戦争が朝鮮半島、ベトナムで行われたが、核戦争の瀬戸際までいった代理戦争がキューバ危機だった。アメリカの喉元で抵抗を貫いたカストロは清貧な理想主義者だったと思う。(読者に感謝)