人生意気に感ず「クリントンの危機。朴氏の軽率。スーチー女子。10キロマラソン」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「クリントンの危機。朴氏の軽率。スーチー女子。10キロマラソン」

◇クリントン候補が勝利を目前にして危機に直面した。投票日は8日。12ポイントは一気に小さくなり僅か1ポイント差となった。

 

 FBIがクリントン氏の私用メール問題に関して捜査を再開したためだ。大統領選まで一週間という時期に信じられないような事態だ。FBIは、捜査令状をとって、メールに機密情報が含まれないか捜査を本格化させるという。事実は小説より奇なりである。死に体と見られていたトランプはにわかに息を吹き返した感がある。初の女性大統領の誕生には、まだまだ、はらはらの難関を超えなければならないのか。クリントン、トランプの泥仕合は、アメリカの大統領選の歴史に一大汚点として刻まれることになる。

 

◇韓国では女性大統領朴氏が窮地に落ちている。親友の女性に南北軍事接触に関する極秘情報を漏らした疑いがある。朴大統領は国家の機密を漏らすという大罪を犯した容疑。信じ難い軽率さ。お友達の崔氏は国政介入疑惑であるが、他に大統領府が設立に関与した財団の私物化、娘を名門大学に不正入学させた等の疑惑で身柄を拘束され、逮捕状が出るところまでいっている。

 

 朴大統領は初の来日が予定されているが、実現は難しいのではないか。隣国のスキャンダルは、日韓という特殊事情、そして女性大統領の秘事ということで、我が国でも最大の関心事になりつつある。

 

 大統領府は麻痺状態に近いのではないか。政治的中枢の混乱を北朝鮮がどう利用するかも気にかかる。発火性の高い韓国民衆が動き出したようだ。

 

◇スーチー氏が新政権発足後初来日した。長い軍政の下で軟禁状態におかれていた。父親の故アウンサン将軍は日本とも関わりをもった人だ。長く続いた軍政は世界から孤立し、経済は疲弊した。安価な労働力と豊富な天然資源を抱え「アジア最後のフロンティア」と言われる。日本への期待は大きい。再生した平和と技術の国日本の役割は世界の中でより大きいに違いない。

 

◇明日、3日、ぐんまマラソンで10キロを走る。10年以上も続けている、私にとって人生の一大行事である。数年前は56分位で走ったが、脚力が落ちて最近は1時間をオーバーするようになった。今回は、体重を約5キロ減らした。この数字は私の思いを現すもの。(読者に感謝)