人生意気に感ず「天明の大噴火が来る。シリアの少女がふるさと塾に。トランプ溶ける」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「天明の大噴火が来る。シリアの少女がふるさと塾に。トランプ溶ける」

◇浅間の沈黙は不気味である。18日周辺自治体は会合を開き、大規模噴火時のハザードマップ作成を始めた。周辺自治体は長野原町、嬬恋村、軽井沢町などである。

 

 先日、嬬恋郷土資料館で、松島栄治元資料館長の説明を開いて、大噴火の恐ろしさを痛感した。天明3年(1783)の空前の大噴火から143年が過ぎた。日本中の活火山が活発に動き出している。東日本大震災の影響があるかもしれない。

 

 江戸、大阪までも、昼に提灯をつけたと記されている。想像を超えた地獄が身近に起きた歴史を今こそ教訓として学ぶべきだ。

 

◇超過激なイスラム国(IS)との攻防が大詰めを迎えているのか。ISはイラクからシリアにかけて支配し、国家を宣言している。その影響力は全世界に広がるようであり、その新たな戦いぶりは、第三次世界大戦とも言われている。そのISの拠点モスル奪還に向けて激戦が展開されている。このモスルが落ちれば、ISが支配する主要都市は、ISが「首都」と位置づけるシリアのラッカである。

 

 内戦のシリアから二人の若者が前橋の日本語学校に留学している。一人は、ダマスカスのハナンさん、もう一人はアレッポのマフムード君である。

 今月のふるさと塾(10月29日、日吉町1丁目の総合福祉会館、PM6時半)のテーマは、「イスラムの世界とテロ」である。ここにハナンさんが登壇して、母国を語ることになった。きっかけは、先日の入学式の後の歓迎会に於ける見事なスピーチであった。巧みな日本語とその見事な内容に驚いた私はその場で彼女の席に近づき、交渉したのである。「塾」では質問に答えてもらうことも考えている。

 

 私が名誉学院長を務める「日本アカデミー」では800人もの留学生が学ぶが、教育の目的に世界の平和を掲げている。多くの留学生が日本という国の素晴らしさを認めている。彼らの目は、私たち日本人が気付かない所も見ている。彼らから逆に日本の姿を学ぶことも大事なのである。ハナンさんが何を語るかを私は期待している。

 

◇大統領選が最終局面を。米誌タイムは表紙にトランプの溶けて崩れた似顔絵を掲載。完全なメルトダウンの見出しである。オバマ大統領は「泣き言は止めろ」と批判。最終の討論会の結果に大きな興味が示される。(読者に感謝)