人生意気に感ず「清原に懲役2年6月。高速の逆走増。茨城の震度5」
◇懲役2年6か月。清原への求刑である。現役を引退し、監督やコーチを希望したが声をかける球団がなく淋しかった、その心のすき間を埋めるために覚せい剤を使ったという。清原は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察は「依存性や常習性は顕著」と指摘した。
スーパースターの私生活は乱れており、心は弱かったとみえる。プロレスラーのような
隆々とした身体にまとわりつくように彫られた竜の入れ墨。判決は今月末といわれ、予想では執行猶予がつく。有名人の薬物が跡を絶たない。背後には暴力団がある。刑罰の相場があるようだが、私は執行猶予なしの実刑にすべきだと思う。すぐに釈放される姿をみて、清原もやった、大した罪ではないと考える人々は多い筈だ。
薬物は人間を壊すと言われるが、本当だと思う。大量の覚醒剤が輸入され、消費され、多くの犠牲者を出している。殺人犯にも当たる犯罪である。日本は薬物犯罪に甘い。薬物が一般人にも広がっている現実は刑が軽いことにその一因がある。
◇高齢者の「逆走」が大きな問題に。交通安全白書は、その深刻さを物語る。高速交通の時代、超高齢化、それに伴う認知症の増加、これらが結びついて、かつて社会が経験したことのない事態が出現しているのだ。2015年に発生した高速道逆走事案は295件で、これは統計を取り始めてから最多である。この数字は前年比47件増。高齢化の実態からすれば、年々増加することは必至である。
私も高速道は頻繁に利用する。インターチェンジやジャンクション等では、瞬時の状況判断を求められる。迷って判断を間違ったら逆走になる。私もヒヤッとすることがあった。
インターチェンジの構造の特色によって、判断ミスが起こり易いことがあるだろう。例えば車の流れがない状況下で、Tの字に近い高速に突入する時、右か左かの判断ミスが起こり得る。対策としては、高齢者側の問題と共に、こういうインターチェンジ等、道路構造上の問題も研究すべきではないか。
◇16日、夜の9時過ぎ、緊急地震速報で驚かされた。茨城南部で震度5弱だった。これは何を意味するのかと咄嗟に思った、このあたり、少し前まで頻繁だった。九州に関心を奪われていた矢先だった。日本中が連動し影響しあっているようだ。首都直下型が危ないと思った。