人生意気に感ず「連休中の成果は福島で。尾身さんの会。留学生の会で。ふるさと塾で。零戦の勇士の死」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「連休中の成果は福島で。尾身さんの会。留学生の会で。ふるさと塾で。零戦の勇士の死」

◇遂に大型連休が終わった。余り経験したことのない連休で生活のリズムが狂う恐れを感じる。新たなスタートだ。大型連休の終わりは大災害への突入を意味すると思えてならない。

 九州炎上は続く。震度4以上の力が衰えない。桜島が激噴し、阿蘇の蠢動が無気味だ。首都直下、南海トラフ、そして各地の原発は大丈夫か。

◇今回の連休の最大の成果は福島の視察である。国道6号の沿線に延々と死の街は広がり帰還困難地域の標識が随所に立ち、要所に警察官が目を光らせる様は、あれから5年以上経ちながら原発事故は収束していないことを物語る。海に近い社の石段は上に伸び途中に平成24年3月11日の津波到達点を示す碑があった。村人の話しを聞いて「原発は人災」の感を深め、国家と電力会社の大罪を意識した。安倍首相は、それでも原発をやるのか。

◇連休中も政治は動いた。群馬1区は尾身朝子さんを党公認に推薦することを決めた。支援組織を作る動きを急ぐことになり、今朝8時に私を含め数人の幹部が尾身朝子事務所に集まることになった。

 困難の時、政治は国民の信を得て使命を果たさねばならない。佐田代議士は9期も務めながら自滅の状態である、どのように引き際を演出するのであろうか、政治家として人間として追い詰められ、決断を迫られている。

◇連休後の行事は多くあるが、今月私が力を入れる計画は2つ。留学生対象の「講演」とふるさと塾である。講演は月一回のもので、百数十人のアジアの若者に今回は「サムライの国日本」を語る。ホワイトボードに、私は地図や武将の似顔絵を描く。日本の文化を伝える試みは実りつつある。9日、午前9時より、ロイヤルホテル南の教会で行う。一般の人も参加可能で、今回は「ふるさと塾」の人たちが10人程参加する予定である。

◇今月のふるさと塾は「ミッドウェイ」と「ダガルカナル」が中心。真珠湾の成功も束の間で、日本の運命はこれらの海戦で敗戦に向かう。

 ここで耳よりなニュースが、真珠湾、ミッドウェイ、ガダルカナルの零戦の勇士原田要さんが、3日99歳で亡くなった。滞空時間は計8千時間で、この間19機を撃墜した。元米海軍中佐が百歳の祝いに訪れていた。この元中佐は「空から今後も私たちを平和へ導いてくれることを信じています」と語った。(読者に感謝)