人生意気に感ず「暴力団の炊き出しとは。三菱の不正。南海トラフと阿蘇の噴火」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「暴力団の炊き出しとは。三菱の不正。南海トラフと阿蘇の噴火」

◇日本最大の暴力団の分裂、対立抗争が続くが、その中で妙なニュースが伝わる。一方の神戸山口組が熊本の被災者に炊き出しなどの援助活動を始めたというのだ。市民を欺くためのイメージ作戦か。真の善意の現われか。警察として、取締るわけにはいかない。人殺し、薬物事件など、犯罪行為を日常的に行う連中も人間である以上、人助けの心もあるのだろうが素直に受け取り難い。対立抗争の他の暴力団は苦々しく思っているのでは。俺たちもとはいくまい。

◇三菱自動車の株が暴落を続けている。信じられないようなデータの偽装が発覚。過去にも大規模なクレーム隠し事件があって経営難に陥ったのになぜまた。日本社会全体の信頼がぐらつきかねない。担当の元部長が「不正を命じた」という。

 社長が90度に頭を下げて謝る姿が報じられた。この記者会見で会社が意図的にやったことを認めた。名門の歴史に泥を塗る事件だ。大規模な偽装行為がばれない筈はない。燃費性能はエコ減税を決める要素なのだから、この偽装行為の反社会性は強い。日本人の心が緩んでいる時代である。日本製品の品質は日本人の心の問題だ。物づくり立国の原点に立ち返らねばならない。

 物づくり立国を支えるものは、中小企業である。私は県議の時、中小企業立県に力を注ぎ、「中小企業憲章」づくりで頑張った。世界が注目する日本製品を支えるものは、中小企業の頑張りであることを、この三菱事件に際して訴えたい。

◇九州の地下で何か大変な未知のことが起きているに違いない。「ここまで広範囲な地震は観測史上ない」と気象庁は語る。震度7、震度6級が続き、その力は衰えない。不気味さを感じるのは、南海トラフ、阿蘇火山への影響である。活断層が阿蘇のカルデラに延びていることが分かった。過去にカルデラを形成した巨大マグマが存在する。今回の地震がそのマグマの蓋をあけることに繋がらないか。「破局噴火が起きる可能性も考えられる」という専門家の意見もある。カルデラの形成を伴う超巨大噴火のこと。そのようなことがあればこの世の終わりのような事態になるだろう。

◇もう一つの恐れは南海トラフ型。これは海溝型巨大地震で、巨大な津波が起き、40万人の死者が出ると言われ続けている。東京五輪の前に起きるとの見方も。五輪どころでなくなる。(読者に感謝)