人生意気に感ず「九州炎上。日本沈没か。首都直下は、南海トラフは。エクアドルの大地震」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「九州炎上。日本沈没か。首都直下は、南海トラフは。エクアドルの大地震」

◇遂に来るべきものが来た。九州全体が爆発炎上しているように見える。M7・3、震度6強の大地震。14日以来、大地震は続き、納まる風はない。16日、死者は41人に達した。驚くべきことは大地震の広域連鎖である。専門家は「近代観測史上聞いたことがない」と言っている。200mの橋が跡形もなく消え、トンネルが崩壊し、ダムの決壊も懸念されている。M7・3といえば、阪神淡路、東日本大震災と同程度である。2日経っても震度6弱クラスが続く。巨大火山阿蘇や南海トラフ型への影響は。

◇「東日本大震災は大災害の序曲」と、私はいろいろな所で発言していきた。地球の回転に影響を与えたような巨大地震が日本列島の火山や活断層に影響を与えない筈がない。現実に列島各地で頻繁に大小の地震が起き火山活動も活発になっていた。近いと言われ続けていた首都直下、南海トラフを飛び越して九州で大地震は起きた。素人の目には、東から西から、日本列島が激しく呼応して大地震の時代に入ったように見える。首都直下と南海トラフは一層早まったのではないか。

 テレビでは16万5千人と言われる避難する人々の姿を報じる。いつものことで、略奪などは起きず、人々は冷静だ。安倍首相のきびきびした指揮と対応に好感が持てる。2万5千人の自衛隊員も動き出している。首相にとって、北海道の衆院補選への対応どころではなくなった。混乱の中では強い秩序維持の力が求められる。厳しいと言われる自民党であるが、今回の大災害は案外自民に有利に影響するかもしれない。

◇時あたかも、地球の反対側、南米エクアドルでも同様な大地震が起きた。M7・7で死者は17日現在で246人と報じらている。これも、地球全体が活動期に入っていることの現われか。各国が支援の申し入れをし見舞いの言葉を寄せている。外交的に対立している中国も丁重な言葉を寄せた。四面楚歌にある北朝鮮は、いじけてそんな余裕も見せられないのか。日本は米軍の協力要請を受け入れる。道路が寸断された地域への物資の輸送にオスプレイは有効なのだ。日米同盟の絆は、人道支援によって堅固になる。結果として北朝鮮や中国に対するメッセージにもなる。アメリカには東日本大震災の時も助けられた。米の世論はオバマの広島訪問に賛意を示し始めた。今回の支援の動きも雰囲気つくりの一助になる。(読者に感謝)