人生意気に感ず「花燃ゆ終了と顕彰会。映画・楫取素彦物語。原発輸出と新幹線輸出」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「花燃ゆ終了と顕彰会。映画・楫取素彦物語。原発輸出と新幹線輸出」

◇「花燃ゆ」が終わった。13日はテルサで6時から最終回を観た。懇親会は、会場を移して行われたが、多くの人たちの表情には余韻の火照りが感じられた。楫取素彦5代目当主は挨拶に立って、全く無名の楫取を世に出してくれたことに感謝の意を示し、その中で私の名を挙げておられた。この一言によって、私は楫取素彦顕彰会と共に大いに

報われたという思いを抱き感激した。鏡割りの儀式には私も参加し、心地よく木槌をふるうことが出来た。

◇懇親会の席で私の胸に去来したことは、楫取素彦の顕彰活動はこれからが本番だという決意である。本来、NHKの「大河」とは関係なく始めたこと。しかし、「大河」は計らざる援軍となった。「大河」の熱は急速に冷めるだろう。しかし、百回を超える講演活動と「読本」の効果はこれからも静かに広がっていくと信じることが出来る。

◇ヒューストン国際映画祭でプラチナ賞を得た映画「楫取素彦物語―生涯の至誠」は、私が企画・原作で櫻井顕監督作品である。NHKの「大河」のような派手さはないが、監督の映画に寄せる情熱と信念が貫かれている。各地で放映しているが、今月26日午後10時、GTVで放映(再放送は来年1月4日午後8時)。この映画も今後顕彰活動の有力な手段となる。産経新聞連載の私の小説・楫取素彦物語は、今月で最終回を迎える予定である。楫取と共に走り、楫取と共に一年を終える思いである。

◇インドとの関係が強化される。原発輸出の方向と、新幹線の導入である。日本の原発輸出を可能にする原子力協定の締結に原則合意。原発と原爆は同根である。従って、原発の輸出はインドの核政策に関係することになる。

 日本が核エネルギーにつき平和利用の原則を堅持するのは当然であるから、安倍首相は、インドが核実験した場合は協力を停止することを伝えた。日本国内の原発に反対する立場からは原発の輸出を認めることは出来ない。

 インド発の高速鉄道計画に日本の新幹線方式導入が決定された。こちらは朗報である。インドは他に6路線の計画があり、今回の決定はこの6路線の新幹線化につながるだろう。新幹線はテキサス州やタイでも採用が検討されている。新幹線が走る美しい姿は日本の技術が安全を乗せて走る姿。インドネシアで中国に負けたことが残念である。(読者に感謝)