人生意気に感ず「ふるさと塾の続きーソ連との分割支配。9条の判例。警察マラソンに参加」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ふるさと塾の続きーソ連との分割支配。9条の判例。警察マラソンに参加」

◇月曜日のブログで「ふるさと塾」を振り返ったが、その続きを書かねばならない。先週この欄で「押し付けられた憲法」は理想的で民主的だったと述べたが、塾では米ソの対立は民主主義と非民主主義の新たな戦いの始まりだと語った。第二次世界大戦は、民主主義を否定するナチス・ドイツと民主主義陣営の対立の型で戦われ、全体主義の日本はこのドイツと手を組んで戦い敗れた。ソ連を盟主とする共産主義は人民の自由を掲げながらその実態は異なるものだった。ソ連は多くの国民と周辺諸民族を弾圧して共産主義を世界に広めようとした。実態はナチスと同じ全体主義だと私は塾で訴えた。ソ連が強く主張した米ソの日本共同統治、分割統治が実現し北海道がソ連領になっていたら。それは想像するだけでも恐ろしい。今でも、北方領土を返さないロシアなのだから。

◇9条は、立川基地をめぐる反対闘争に関する伊達判決(第一審)と最高裁判決を紹介した。

 9条1項、「戦争は、国際紛争を解決する手段として永久に放棄する」、2項「前項の目的を達するため戦力を保持しない」。これらの解釈につき、通説的見解及び政府の立場は、第1項は侵略戦争の放棄を定め、2項の「前項の目的・・・」は侵略戦争の目的のための戦力の保持を禁ずる、だから自衛のための戦力は許されるというもの、と説明した。

 次回は11月27日(金)である。

◇ふるさと塾で柿を配った。今年の秋はどこへ行っても鈴なりの柿の色が景色を染めている。申し合わせて何かを訴えているかのようだ。我が家に2本あり、先日木に登って取った。三太が何事かと上を見上げて吠えた。やっと持ち上げる程沢山の柿を塾生は喜んで持ち帰ってくれた。今はバッチをはずしたから柿をプレゼントしても公選法を気にしなくてよいのだ。

◇先日、警察マラソンに参加した。短距離で若い警察官は「30分くらいですかね」と言っていたが全力疾走で「13分53秒」。11月3日、県民マラソン10キロに備える参考と自信につながった。

◇11月2日、午後7時神田の学士会館で一高東大弁論部総会で楫取素彦を語る。翌朝8時台に県民マラソンスタート。6日は皇居に出かける。今、人生を振り返っている。それはマラソンだった。県議会をやめて、走る舞台がかわった。メッキを剥がして新たな闘いの場に立ててよかったと思う。(2日に記述。読者に感謝)