人生意気に感ず「巨人選手の野球賭博。第一回日中青少年書道展」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「巨人選手の野球賭博。第一回日中青少年書道展」

◇巨人軍の3選手が野球賭博に関与していたことに驚いた。衝撃度は震度6とか7以上だ。私は、漫画「巨人の星」のファンだった。星飛雄馬が活躍する根性ものは、全国の少年の心をとらえた。今回の事件は全国の少年の心に冷水をかけるものだ。

 松本、笠原、福田の若い3投手。賭博罪が成立するとみられている。背後に暴力団の影がちらつく。今後どのように発展するのか。「巨人の選手は常に紳士であれ」という球団の金看板は泥にまみれた。かつて、相撲賭博が発覚して大騒ぎになったことがある。賭博ではないが国際サッカーも、収賄などの疑惑で揺れている。公平、真実、正義の象徴と見られるスポーツ界も中味はこんなものという絶望感が広がりそうだ。次の東京五輪に野球とソフトが採用されることに対するマイナス要因になりそうだ。

◇山口組の分裂で暴力団の問題がいつものように社会の表に現れ、その資金力の凄じさに世間は圧倒されている。賭博は昔からヤクザの世界と切り離せない存在だ。プロスポーツの世界では選手は勝敗に命をかける。新聞やテレビを通じて国中の目が集中される。賭博にとっては格好のターゲットだ。暴力団が資金源として巣を作っているのは常識だ。今回の事件で図らずも名球団・巨人と賭博のつながりが判明した。暴力団の関与があるとすれば、徹底的に追及しなければならない。

◇今日、群馬県日中友好協会の重要な企画が県庁ホールで開かれる。「第一回日本中国青少年書道展」。昨夜、上海の少年少女が前橋に着いた。両国の子どもたちの優秀作品50点ずつが選ばれ、昨日県庁ホールに展示された。

 群馬県日中友好協会は2年前、嵐の中で船出した。この間私たちは、国同志は争っても、民間の交流が健在ならば必ず道は開かれるということを学んだ。これは長い日中の歴史が教えることでもあり、国際化時代において普遍的に通じる真実である。このような共通認識に立って、昨年、上海との間で協定が結ばれ、今回の企画実現となった。書は心の文化である。素晴らしい作品が揃った。そこでは日中両国の子どもたちの心が躍動している。午前10時から開会式、11時からの書の交流授業は前橋市立芳賀小学校で行われる。ここでは給食を共に食べる計画も組まれている。明日は表彰式である。会長として頑張るつもり。(読者に感謝)