人生意気に感ず「安倍談話の意味。権謀術数の国中国。御巣鷹よ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「安倍談話の意味。権謀術数の国中国。御巣鷹よ」

◇今、日本の歴史の上で最もダイナミックでホットな時といえるだろう。戦後70年を迎える中で、中国が覇権を唱えて海洋への進出を図り、北朝鮮は追い詰められてミサイルを振り回している。一方アメリカは相対的に国力が低下する中で世界の警察官を改めようとしている。このことは中国の強引さと関係し、日米同盟に於ける日本の役割強化とも結びついている。そして、安倍首相の強い姿勢の正体は何かと世界の注目を集めている。

 このような諸事情の中で間もなく発表される安倍談話の意味は重要である。伝えられるところによれば、「侵略」をみとめ、「反省」し、「お詫び」を盛り込むらしい。良いことだ。毅然とした政治姿勢とこれらのメッセージが結びついてより効果を挙げるだろう。私は安倍首相が平和憲法の根幹と戦争をしない国という基本理念を守ることを信じる。さもなければこれらのメッセージは嘘になる。

◇中国は三国志に見られるように権謀術数の国だ。中国の内紛ともとれる興味ある話しが伝わる。「路線」、「政策」、「方針」、「計画」、「完成」。これは5人兄弟の名前。令計画氏は胡錦濤前国家主席の最側近。計画氏及び親族はほとんど権力によって拘束され、完成氏だけがアメリカに逃れた。国家機密2700点を計画氏から託されたという。この中には中国指導者の海外における不正蓄則に関するものも含まれており習近平政権にとって爆弾のようなものらしい。完成氏は一族に重い判決を下せば情報を公開すると中国当局を脅しているとされる。事実は小説より奇なりと言われる。取引が成立し資料を引き渡すとしても、コピーをとっておくだろう。事実は小説より奇なり。推移を見守りたい。

◇520人が亡くなった日航機事故から30年が経った。最大の事故なるが故に特に注目されるが、小さい墜落を含めれば飛行機事故はかなり頻繁である。だから日航機事故のような巨大事故も常に有り得ると考えねばならない。飛行機はハイテクの塊だが、多くの事故は人の過失で起きる。日航ジャンボ機も単純な修理ミスが原因だったと言われる。刑事責任を日米の司法制度の違いで問えなかったとされる点は納得できない。再発を防ぐためには責任の重大さを示さねばならない。それが刑事責任の重さである。日本の政治はもっと役割を果たすべきだったと思う。(読者に感謝)