人生意気に感ず「出産と議員欠席。新しい台風の恐怖。巨大噴火と巨大地震の予言」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「出産と議員欠席。新しい台風の恐怖。巨大噴火と巨大地震の予言」

◇県内の5市町村が「出産」を欠席理由と認めることになった(6月定例会)。出産は病気や事故ではないので、従来、議員の欠席を認める理由にあげられてなかった。議会への女性参加を後押しする間接的な効果があるだろう。

 群馬県議会では平成13年に議会規則に明記された。全国都道府県で最初だった。当時、妊娠中の県議吉川真由美さんが改正を求めた。県議会の歴史を振り返る時、正に隔世の感がある。

◇今、17日の午前3時、書斎の前の柿の木が激しく揺れている。三太は小屋の隅にうずくまって動かない。テレビをつけると台風11号は四国・中国地方を北上している。最大瞬間風速は50メートルと聞いて信じられない思い。各地で死者が出ている。地球温暖化が進む中でこうした事態が今後頻繁に起こるのだろう。

 人間の住環境は想定される風雨の量を一応の基準として対策が成されている。長い歴史の過程で一応の安定が保たれていた。ところが地球環境が激変した。温暖化で潮位が上がり台風がどんどん強くなる。この変化に従来の住環境が対応出来ない。山の急斜面の下で先祖から平穏に暮らしてきた人々が危険に晒されている。短時間に500ミリも降れば、それを集めて受け入れる川は限界を超える。このような一大構造的変化に私たちはどう対応したらよいのか。

◇学者が控えめに巨大噴火や巨大地震を予言的に語っているのが気になる。私たちは、御嶽山や箱根山に驚いているが、ある火山学の専門家は「まだ、日本の火山は活発化しているとは思わない。多くの火山学者は日本のどこかの火山でもっと大きな噴火が起きるだろうと考えています」と語っている。過去の巨大噴火と時の流れを分析した結果らしい。

 またある地震学の専門家は、「日本列島がどうもおかしい」と述べ、去る5月小笠原諸島の近海で起きたM8・1の巨大地震に関して見解を語る。これは680キロの深い所で起きた。このような「深発地震」が起きるのは世界でも限られた所である。この学者は、この小笠原地震も「3・11」の可能性があるとし、深発地震についてもっと恐ろしい学説を紹介する。それは深発地震の後同じプレートの上の浅い所で数年後、又は数十年後に大地震が起きるというもの。この説によれば、首都直下地震、浅いが故に巨大津波の可能性もと指摘する。(読者に感謝)