人生意気に感ず「50年前の冷凍肉とは。アメリカの大麻合法化。トヨタの場合は。二人の母」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「50年前の冷凍肉とは。アメリカの大麻合法化。トヨタの場合は。二人の母」

◇何でもありの中国だが、えっと信じがたいニュース。50年前の冷凍鶏肉が出回ったという。中国広西チワン族自治区。警察は1967年に生産された鶏肉を摘発した。中国紙京華時報は「骨董級の密輸品」と報じた。警察が古い冷凍肉を没収した際の鶏の足の包装紙の日付で判明。同自治区の当局者は、第二次大戦時に備蓄用に生産された食肉が密輸されたことを認め「最近は減少した」と話しているという。あきれたものだ。

 事実だとすれば、第二次大戦中の冷凍肉が我々の食卓に並ぶ可能性もあるというのか。広西自治区と広東省は冷凍肉の密輸が最も多い地域である。よく中国人は何でも食べるということを「飛ぶものは飛行機以外、4本足は机以外のものは何でも」のたとえで語られるが、その実例を示したのが今回の事件か。

 中国製食品については農薬や発がん性物質などあらゆることが報じられてきた。食品は直接体に入るものだけに最もデリケート、しかも分かりずらい。やっと下火になるとこういうことが表面に出る。国や行政の使命は大きいが、私たちは自衛に力を入れなければならない。1967年といえば昭和42年で当時の佐藤栄作首相は衆院で防衛2法改正案を強行採決。

◇オレゴン州は一定の条件の下の大麻使用を合法化した。コロラド、ワシントン、アラスカの各州及び首都ワシントンに続き5例目。他国のこととはいえ、日本人の大麻に関する規範意識に影響を与えずにはおかない。

 大麻取締法によれば、大麻の栽培、輸出入、所持、使用等を厳罰で禁じている。栽培等は7年以下の懲役、所持、譲り受け等は5年以下の懲役である。

◇麻薬輸入容疑のトヨタの外国人役員が辞任し、トヨタは受理した。トヨタは、世間を大変騒がせ迷惑をかけたと表明している。

 オキシコドンと呼ばれ麻薬成分を含む錠剤を密輸した麻薬取締法違反である。麻薬取締法は輸出入又は製造に関しては1年以上の懲役、営利目的でこれらを犯した場合は無期若しくは3年以上の懲役としている。

◇捜していた「二人の母」を書棚の奥に見つけた。元産経新聞社長水野茂夫の自伝。昔読んで感銘を受けた。生まれて直ぐに村一番貧しい家に里子に出された。そこの「おたにサ」がもう一人の母。反抗していた父が死の直前おたにサを誉めたことが嬉しくて泣いた。母のことは私の少年時代と重なるものがある。(読者に感謝)