人生意気に感ず「ロボットの時代。沖縄慰霊の日。日韓国正常化」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ロボットの時代。沖縄慰霊の日。日韓国正常化」

◇ロボットの時代到来か。ソフトバンクが売り出した人型ロボット「ペッパー」が1分で完売。本体価格21万3840円。いよいよロボットの時代が近づいたと思った。ペッパーは、マイクやセンサーを使ってこちらの感情を読み取り、会話をすることが出来る。ため息などでロボット自らの感情も表現出来るのだ。

 今後の社会にどのような影響を与えるか。私の少年時代は手塚治虫の鉄腕アトムだった。人間が想像することは必ず実現するとうなってしまう。アトムの産みの親はお茶の水博士だが、ペッパーは、大企業ソフトバンクによって誕生した。恐る恐る世に出たペッパー。驚くべき世の歓迎ぶりの中で進化するに違いない。

 極めてシンプルな姿で登場したが、着物姿の超美人に変身するなど簡単なこと。孤独な男性を出迎え話し相手になるかもしれない。人間との役割分担は、やがて領域の奪い合いに発展するのか。将来、ロボットを規制する法律が検討されるかもしれない。

◇23日は太平洋戦争で特別の日だ。言語に絶する地獄の戦場に幕が下りた日。沖縄住民を含め日本人約19万人が犠牲になった。23日は「沖縄慰霊の日」。組織的な戦闘が終わった日である。

 戦後70年経ち戦争を直接知る人が少なくなりつつある。沖縄の惨状は特別の意味を持つ。もし本土決戦となればあれに近い地獄が実現された可能性があるからだ。沖縄住民は本土住民の身代わりとなったともいえるのだ。このことに思いを致すことなく多くの人は70年間沖縄慰霊を続けてきた。本当の慰霊といえたのか反省すべきである。

◇22日、日韓両国に、国交正常化50周年ということで、大きな変化が見られた。両首脳がそれぞれ記念式典で前向きな挨拶をしたのだ。昭和40年(1965)6月22日、日韓基本条約が調印された。日本の植民地支配解放から20年が経っていた。国民的議論を十分にせず国交正常化が最優先された。従軍慰安婦問題がくすぶるのはそのことを示す。当時、韓国では反対運動が激化した。日本からの膨大な援助等の経済協力により韓国経済は「漢江の奇跡」を達成した。この驚異的な経済発展を成し遂げた人物こそ、現大統領の父朴正煕大統領だった。

 マーズウィルス等を抱え韓国は国難の時。日本との関係の改善が必要なのだ。米国はアジアの同盟国日と力を合わせ台頭する中国に備えねばならない。日本の立場は増々重要となっている。集団的自衛権もこの渦中にある。(読者に感謝)