人生意気に感ず「地震が多い。赤城山麓大地震。焦熱地獄のインド」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「地震が多い。赤城山麓大地震。焦熱地獄のインド」

◇25日の地震には驚いた。茨城で震度5弱というが、震源は埼玉県北部で、前橋も震度4とテレビは報じた。最近は地震が多い。地下の構造はどうなっているのか。日本列島の地下は連動し合い、少なくとも影響し合っているに違いない。そんな状況の中で、巨大な岩盤のちょうつがいが次々にはずれ、来るべきものが近づいている。素人の感覚にはそんな風に感じられてならない。

 先日、岩手で5強があった。鹿児島の桜島火山の噴煙は増々高くなり富士山もいよいよの感がある。また、箱根山の火山性地震の回数は記録的最多というし、浅間も不気味に動き出した。

 それでも群馬は大丈夫と「安全神話」に胡坐をかいていられるのか。群馬には太田のあたり、片品西岸と大きな活断層がある。また、議員の時、何度も取り上げた、弘仁9年(818)のものと思われる赤城山麓の大地震が気になる。類聚国史には、弘仁9年、上野・下野を含む関東各地に大地震があり、山は崩れ、谷は埋まり犠牲者の数はとうてい数えることが出来ないとある。およそ1900年の昔だが、大自然にとってはほんの一瞬である。県議会では本会議が始まる。私が在籍していたら、「群馬の自然災害」ということで地震や火山対策を取り上げるところだ。

◇今年も異常な夏が始まる。その異常さは雨と気温だろう。地球が狂い出している。長いスパンで見れば明らかに大変な異常であるが、最近は異常が定着し、異常が常態になりつつある。それでも怪物級が現れる。今年の第一はまた気温である。

 インドの高温は例年凄い。しかし、今年は、連日50度というから驚き。熱波の死者は1,100人を超えたという。人の体温どころではない。インドの高温はよく、鳥が落ちるといわれてきた。50度の中で、人や生き物はどう生きるのか。正に焦熱地獄。インド南部の諸州と東部の州の出来事。死者を集計していない州もあるというから、死者の数はどこまで増えるのか。日本の今年の最高は現在、大分で33度とか。これと比較しても50度の凄さがわかる。日本の近い未来に50度の到来はあるのか。人間の暮らせる限界を超えるというべきだ。地球温暖化はどこまで進むのか。この夏、更なる何かを恐れる。

◇15日、ベイシア文化ホール、24日市民文化会館で映画・楫取素彦の上映会を実施。ハードな計画だったのでホッとした。各地の上映が続く。(読者に感謝)