人生意気に感ず「大噴火は?ネパールと自衛隊。引火性の高い韓国」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「大噴火は?ネパールと自衛隊。引火性の高い韓国」

◇昨日、また、東北岩手で震度5強があった。やたらに多い。日本列島の地下に何が起きているのか。火山の噴火も多い。地震と火山はどういう関係にあるのか。「3・11」以来、地震も火山も活動期に入ったと言われる。そんな中で昨年の御嶽山の噴火、そして現在進行中の箱根山。また、首都直下型と南海トラフ型の大地震は、明日かも知れぬという状況で確実に迫っているのだ。

◇当面の差し迫った危険は箱根山。火山性群発地震は2千回を超え、山体の膨張は続き、地下から白煙が勢いよく吹き出している。日本列島全体が活動期にあることの最先端の動きが箱根山。素人にはそう思えてならない。

 箱根山では地下のマグマがその上の地下水を熱している。密閉の地下に巨大なヤカンがあってその下で火が燃えている。水蒸気噴火は確実だが、その規模は大か小か。箱根山には巨大噴火の歴史があるだけに目の前の動きは不気味である。カルデラ形成を伴うような巨大噴火のことを破局噴火と呼び、関東では箱根山がその可能性をもつというのだ。大自然の威力は人智で測り難い。

◇昨日、自衛隊と民間経済人との集いである国防会議厩衛会の総会があった。知事、山本市長も参加して盛会だった。恒例の防衛講話のテーマはネパール大地震。現地ネパールで活躍する自衛官の生の映像と声が会場に届けられた。世界から35か国が参加、自衛隊は114名が参加し、その中で群馬の隊員は27名、更にその中で女性隊員が9名だと説明されていた。新聞が報じた12日のM7・3の余震のことも話題になった。この余震でシャングリラホテルの料理人が避難したため食事は携行食品になったという。こんなネパールの地震も箱根の事態と隣り合わせのように感じられる昨今の状況なのだ。

◇乾杯に立った自衛官が面白いことを言った。近代群馬の歴史に触れ、下村善太郎など生糸の経済人が前橋をつくった、皆さんはそのDNAを受け継いでいるというのだ。隣りの席の人が私の耳に口を寄せて「楫取県令ですね」と囁いた。

◇帰りの車中で、韓国国会が安倍首相の米議会演説を非難する決議をしたこと、それを菅官房長官が非礼だと激しくやり返したニュースを聞いた。引火性の高い軽い国民か。史実は別にしてそう思ってしまう。(読者に感謝)