人生意気に感ず「ネパール留学生に建築学を。箱根の不気味。尻焼温泉」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ネパール留学生に建築学を。箱根の不気味。尻焼温泉」

◇私が関わるNIPPON語学院には99名のネパール留学生がいる。彼らの故郷は大変である。死者は7千人を超え最終的には1万人に達すると見られている。私たちは大地震発生直後直ちに救済委員会を立ち上げた。中味は「おもてなしファンド425」である。

 今回、私たちは更に、ネパールの留学生に建築学を学ばせる企画を進めている。連日報じられる瓦礫の山。あの光景は、耐震力のない建物の脆さを物語る。レンガを積み重ねただけではないか。地震は必ずまた来る。そして同じことが繰り返されるだろう。ネパールの若者が、日本の建築学を学び故郷のまちを耐震技術で再建するのだ。ロイヤルホテルの清水社長の発案。既に3人の留学生が手を上げている。

 私は清水さんと昨日、山本市長に会い、前橋工科大学に特別枠を設け留学生に建築学を学ぶ機会を与えて欲しいと提案した。国際化時代の生きた助け合いを目指す。私たちの留学生対応の基本は「おもてなし」であるが、それは表面的、形式的であってはならない。本質は相手を尊重する心。建築技術を身につけさせることは、このおもてなしに通じるものである。

◇パプアニューギニアでもM7・5。世界中で火山が活発化しているのか。不安が募る中国内も不気味である。箱根の大涌谷では噴火警戒レベルが2に引き上げられた。山体の膨張もわずかに観測。安全神話が支配する群馬は大丈夫か。草津白根がレベル2となっている。浅間の沈黙も不気味。日本全体の火山が活性化していると感じる。首都直下型、南海トラフ型と巨大地震も近づく。

◇6日、六合の奥地、尻焼きの湯につかった。夕暮の大自然。川底からぶくぶくと湯が。見上げると山に囲まれたように青い空が。地底にマグマがある事を感じた。地球は生きている。

◇元群馬県警察官に7日、2年6か月の求刑。若い被告に哀れさを感じる。私は、県議会で警察官の網起粛正を訴え、警察学校で「楫取と松陰」の講演もした。あの時の若い顔が目に浮かぶのだ。「お父さんが交通事故に」と嘘を言って女児を車に。わいせつ目的誘拐未遂。ことは悪質で重大と判断される。被告は「ストレスで自制心が利かなかった」、「子どもの頃から夢だった警察官を辞めることになり恥ずかしい」と述べた。県警は、若い警察官の教育指導にこの事件を生かして欲しい。

(読者に感謝)