人生意気に感ず「戦い終えて。議会の肖像画の前で。日本語学校。日中友好協会」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「戦い終えて。議会の肖像画の前で。日本語学校。日中友好協会」

◇戦い終えて一つの区切りを感じる。今朝はいつもの通り走った。選挙期間中、2日だけ走れなかった。途切れると、走れなくなるかと不安を抱くのだ。大地を踏みしめると、大地から手ごたえが返る。生きていること、活力があることの証。私は、次のステージへ踏み出すぞと一歩一歩に思いを込める。頑張れよと大地が応えている。

 走りを終え、6時半、元総社へ。昨夜、集まってくれていた人々への挨拶。当落の決定が遅かったため行けなかったのだ。みな笑顔で迎えてくれた。ゆうじ君、同伴の姿はない。疲れてダウンなのだ。

◇娘と県庁へ。机の上とロッカーの書類を段ボールに詰めた。きれいになった机の面が長い県議生活を静かに語っている。「中村紀雄よ、左様なら」、私がつぶやくと、娘が「ご苦労さん」と言った。

 娘が議場の肖像画を見たいという。25年以上永年勤務の県議の姿が並ぶ。その最先端に茂木紘一氏が描いた油絵があった。この前に立って後世の人々は何を思うだろうか。「お父さん、頑張ったね」、娘の笑顔が明るい。

 口もとに微笑をたたえた私の肖像画は議会の歴史を静かに語りかけている。「中村紀雄よ、御苦労様」私は改めてつぶやいた。

◇県議選にはドラマが伴う。落選すると様々な醜悪なものも姿を現す。私は今回、萩原ゆうじ君のために全力を尽くした。狂気の塊となっていたので激怒して叫ぶ場面もあった。敗軍の将、兵を語るという後味の悪い光景もあった。

◇新聞はドラマを伝えた。沼田では星野己喜雄氏が落選した。かつての同期。市長選にやぶれた後の今回の戦い。涙の姿を紙面は伝える。この名物男は最後の選択を誤ったのか。政治家の幕引きは、時に難しい。私は7期を終えて3年前、早々と引退声明を出した。元気な姿で人生の新しいステージに立てる事をかみしめる。明日(15日)、アメリカに向かう。中村紀雄企画・原作の映画楫取素彦物語が国際映画祭で受賞。現地で放映も行われる。

◇昨日、日本語学院の入学式で挨拶。420人余りのアジア諸国の若者たち。私は名誉学院長。英語を交えて日本の文化と平和を語った。

 群馬県日中友好協会の新旧事務局長と打ち合わせ。青少年合同書道展は意義ある大事業。上海の少年たちが来日する。成功させたい。(読者に感謝)