人生意気に感ず「自民300議席か。大地震の予測。はやぶさ2。楫取試写会」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「自民300議席か。大地震の予測。はやぶさ2。楫取試写会」

◇昨日の各紙を見て驚いた。符節を合わせたように「自民300議席」と報じられたからだ。公示前勢力は295。多くは、2日3日両日の調査。この数字は何を物語るのか。アナウンス効果はどうなのか。中盤、終盤の変化が気になる。更に驚いたことは1区も佐田さんが優勢という点だ。私たちが肌で感じているのとは異なる。最近の調査はデータの集め方、分析の仕方が科学的に進歩している。競輪、競馬の予想屋とは違うだけに序盤の報道は大いに気になる。選挙戦術上重視すべきことだ。

◇県会で群馬の5つの活気山、そのうち要注意の浅間、草津白根など3つが取り上げられたが、質問、答弁共に従来通りで、最近の異常事態との関連が薄かった。日本列島の下で何か不気味な動きがあるように思えてならない。群馬も「想定」を乗り超えた備えをすべきだ。

 私は11月22の長野県北部の地震を上海で知った。東大名誉教授・村井俊治氏は最新の土地測量技術からこの地震を予測していた。電子基準点が地震の前に必ず変化するという。

 村井氏は測量学の世界的権威。東日本大震災の時、5週間前からデータの異常に気付いたがパニックを恐れて公表しなかった。学者として後悔している。パニックを恐れてとか、観光にマイナスとかの問題ではない。人命の重さと比較すべきではないか。群馬の危機管理管は常識を超えて欲しい。それは先ず、群馬の「安全神話」を乗り越えることだ。

◇「はやぶさ2」が宇宙へ船出した。私は平成22年6月15日のブログで「はやぶさが7年間60億キロの旅を終えて帰還。息を呑む瞬間」と書いた。世界をアッと言わせる日本の技術の成果であり、限りない夢と勇気与えた。学校の理科離れにくさびを入れるきっかけにとも訴えた。

「はやぶさ2」は、小惑星に達し太陽系初期の物質を、その目と爪でつかみ取って帰る。6年間、52億キロの旅。気が遠くなるような話だ。生命の起源にぐっと近づく。目先の利には直結しないがこういう事業に政府は金を使うべきだ。県教委はこの快挙を活かすべきだ。

◇映画「楫取素彦物語」が出来、12日(市民文化会館)・13日(シネマまえばし)にて試写会を行う。12日は夏原諒(楫取役)、渡辺宰希(寿役)、伊崎充則(松陰役)の各氏も出席。映画には明治の県会議員役で私も少しだが出演する。地方の文化の存在感を示したい。(読者に感謝)

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。